あなたは、コーヒーを毎日飲みますか？
朝の寝覚めの1杯や、ほっと一息休憩するときのお供に、コーヒーが欠かせないという方も多いのではないでしょうか？
コーヒーは大好きなのですが、コーヒーを飲むとときどき下痢になるんです…。
みかんとの食べ合わせで下痢になるって聞いたことがあります。
コーヒーの食べ合わせで腹痛や下痢になると注意されたことはありませんか？
コーヒーは食べ合わせに気を付けるように、昔から母に注意されていました。
コーヒーを飲んだときに起こる下痢の原因は、本当に食べ合わせにあるのでしょうか？
コーヒーの食べ合わせにどのように注意すれば良いのでしょうか？
一緒に詳しく見ていきましょう！
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コーヒーの食べ合わせが下痢の原因ではない
実は、コーヒーの食べ合わせで下痢になるという事実はありません。
コーヒーを飲んだときに起こる下痢や腹痛の原因は、食べ合わせではなく、コーヒーそのものに原因があると言われています。
コーヒー自体で下痢になるという発想はなかなかないため、食べ合わせが原因という考えが出てきたのかもしれませんね。
コーヒーを飲んだときに起こる下痢や腹痛の原因には次のようなものが考えられます。
- コーヒーに含まれるカフェイン、クロロゲン酸、タンニン等の成分
- カフェイン中毒
- 砂糖やミルクの入れすぎ
- コーヒーアレルギー
コーヒーの成分って体にいいんじゃないの？
コーヒーには、本来体にいい成分がたくさん含まれています。
コーヒーの成分による下痢や腹痛の原因は、コーヒーを飲みすぎて過剰摂取になっている場合が考えられます。
カフェインやクロロゲン酸は本来身体に良い効果もある成分ですが、胃酸を分泌させる作用があり、とりすぎると下痢や腹痛を引き起こします。
その為、実は朝空腹の状態でコーヒーを飲むのも危険です。
またコーヒーの苦み成分であるタンニンも、適量の摂取なら問題ないのですが、過剰に摂取すると下痢や便秘の原因となります。
慢性的なカフェイン中毒も過剰に摂取を続けることによってなってしまう症状です。
カフェインは依存性が強い成分で、コーヒー以外にも含まれていますので、摂取量には注意が必要です。
1日にカフェインを摂取してもいい目安は250mg未満とされています。
またコーヒーを飲みすぎていなくても、飲むときに大量の砂糖やミルクを入れてしまうと腸内環境が崩れてしまい、下痢や腹痛を引き起こす可能性があります。
そんなにコーヒーをたくさん飲まないし、砂糖もミルクも少量しか入れていないのに毎回下痢になるという人がいれば、コーヒーアレルギーかもしれません。
1度近くの病院で検査してもらうと安心ですね。
コーヒーは食べ合わせではなく、摂取量に注意することが大切です。
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コーヒーとの食べ合わせが悪い食べ物を紹介
それならコーヒーとみかんを一緒に食べると悪いっていうのは嘘だったの？
コーヒーとの食べ合わせで下痢になることはありませんが、別の病気になる可能性のある危険な食べ合わせは存在します。
コーヒーとの食べ合わせが悪い食べ物には次のようなものがあげられます。
- みかん
- レモン
- チョコレート
- お菓子
- ゆで卵
コーヒーと一緒に食べることは避けたい食べ物について、1つずつ見ていきましょう。
心臓や血圧に悪影響を与える可能性があるみかん
コーヒーとの食べ合わせが悪い食べ物の1つ目は、みかんです。
コーヒーとの食べ合わせが悪いとされる原因は、みかんに含まれるシネフリンという成分です。
シネフリンは血流を促進させる作用のある成分なのですが、カフェインと一緒に摂取されることにより心臓や血圧に悪い影響を与える可能性があります。
しかしそれも大量に摂取した場合で、2～3個程度のみかんならそれほど問題はありません。
コーヒーとみかんはそんなに味も合わないと思うので、それほど一緒に食べたい食べ合わせでもないですよね。
発がん作用が生じる可能性があるレモン
コーヒーとの食べ合わせが悪い食べ物の2つ目は、レモンです。
コーヒーとの食べ合わせが悪いとされる理由は、レモン自体の成分ではなく、レモンに付着している防カビ剤です。
特に輸入物のレモンの多くには、防カビ剤が残っていると思われます。
この防カビ剤とカフェインは一緒に摂取することで、発がん作用が生じる可能性がある危険な食べ合わせです。
でもコーヒーとレモンってそんなに一緒に食べなくない？
ここで注意してもらいたいのは、コーヒーに限らずお茶や紅茶にもカフェインが含まれています。
お茶や紅茶とレモンの食べ合わせも、悪い食べ合わせと言えるでしょう。
レモンティーを飲むときには、同様に気を付けたいですね。
カフェインの過剰摂取になるチョコレート
コーヒーとの食べ合わせが悪い食べ物の3つ目は、チョコレートです。
え？！コーヒーとチョコレートって最高の食べ合わせなのに悪いの…？！
苦みのあるコーヒーと甘いチョコレートの食べ合わせが好きな方は結構多いのではないでしょうか？
味わうには最高なのですが、健康面を考えるとコーヒーとチョコレートは悪い食べ合わせになります。
どちらもカフェインが含まれているので、同時に摂取することでカフェインの過剰摂取になってしまうからです。
逆に言えば、コーヒーもチョコレートも少量を食べるのであれば問題ありません。
食べすぎ飲みすぎに気を付けて楽しむようにしましょう。
肥満や糖尿病を引き起こす恐れのあるお菓子
コーヒーとの食べ合わせが悪い食べ物の4つ目は、糖質の多いお菓子です。
そんな…！ケーキには絶対コーヒーでしょう？！
苦みのあるコーヒーは、お菓子を楽しむときにぴったりのお供ですよね。
しかし実はコーヒーとお菓子は肥満や糖尿病に繋がる危険な食べ合わせです。
糖質をとりすぎると太るのは当然でしょう？お菓子の問題でコーヒーとの食べ合わせが悪い訳じゃないんじゃない？
糖質の取りすぎが悪いことは、みんな知っていますよね。
しかしコーヒーと一緒に食べることで、もっと悪いものになってしまうのです。
本来、糖質のうちエネルギーとして使用されなかった残ったものが中性脂肪となります。
しかしカフェインには糖質を中性脂肪に変える働きがあります。
カフェインは、糖質がエネルギーとして利用される前に中性脂肪に変えてしまうため、少量でも中性脂肪を増やしてしまうのです。
鉄分の吸収を妨げるゆで卵
コーヒーとの食べ合わせが悪い食べ物の5つ目は、ゆで卵です。
コーヒーとゆで卵の組み合わせが悪いとされる原因は、ゆで卵に含まれる硫黄にあります。
カフェインと硫黄を一緒に摂取することで、鉄分の吸収を妨げてしまいます。
コーヒーとゆで卵も朝食でお馴染みの食べ合わせなのに悪いんですね…。
コーヒーとゆで卵を一緒に食べてしまうことで、せっかくの朝食の鉄分を吸収できなかったら残念ですよね。
コーヒーと一緒に食べる朝食の卵料理は、目玉焼きやスクランブルエッグにするのがおすすめです。
コーヒーとの食べ合わせが良い食べ物を紹介
空腹でコーヒーを飲むのもよくないし、一緒に食べると良くないものもあるし、そしたらコーヒーを飲むときは何を食べればいいの？
コーヒーには食べ合わせに気を付けなければならないものもありますが、逆に食べ合わせが良い食べ物も存在します。
コーヒーとの食べ合わせが良いものには次のような食べ物があります。
- バナナ
- ナッツ
- ヨーグルト
コーヒーと相性が良い食べ物について、1つずつ見ていきましょう。
生活習慣病を予防できるバナナ
コーヒーと食べ合わせが良い食べ物の1つ目は、バナナです。
バナナに含まれる炭水化物は、カフェインの取りすぎによって崩れてしまう血糖値のバランスを整えてくれます。
また、コーヒーとバナナの食べ合わせには、血圧を安定させる効果があります。
これは、カフェインの利尿作用と不要な塩分を体外に出す働きのあるカリウムが組み合わさることによる良い効果です。
そしてビタミンと葉酸が、カフェインで崩れがちな体の中の電解質のバランスも整えてくれます。
コーヒーとバナナは生活習慣病の予防が期待できる良い食べ合わせと言えます。
脂肪を燃焼してくれるナッツ
コーヒーと食べ合わせが良い食べ物の2つ目は、ナッツです。
休憩時間にコーヒーを飲みながらナッツを摘まむ人は、多いのではないでしょうか？
味としても楽しみやすい良い食べ合わせですよね。
コーヒーに含まれるカフェインとクロロゲン酸には、脂肪の燃焼を促進する働きがあります。
そしてナッツに含まれるアルギニンも脂肪の分解を促進します。
コーヒーとナッツの食べ合わせによる良い相乗効果で、太りにくい身体作りができそうですね。
ダイエットへの効果が期待できるヨーグルト
コーヒーと食べ合わせが良い食べ物の3つ目は、ヨーグルトです。
コーヒーとヨーグルトを一緒にとることにより、カフェインの脂肪燃焼の働きとヨーグルトの整腸効果が組み合わさることで、ダイエット効果が期待できます。
ベトナムのカフェでは、ヨーグルトコーヒーが人気です。
アジア圏の人々は、食べ物の効能にも詳しく、食べ合わせの良い悪いについてとても気にしますよね。
コーヒーとヨーグルトの食べ合わせは、世界的にもよく知られたポピュラーなもののようです。
まとめ
- コーヒーの食べ合わせが下痢の原因ではない
- コーヒーを飲んで下痢になる原因には、コーヒーに含まれるカフェイン、クロロゲン酸、タンニン等の成分によるものが考えられる
- コーヒーを飲んで下痢になる原因には、カフェイン中毒やコーヒーアレルギーの可能性がある
- コーヒーとレモンの食べ合わせは、発がん作用を生じる可能性があり危険
- コーヒーとお菓子の食べ合わせは、肥満や糖尿病に繋がる可能性がある
- コーヒーとバナナの組み合わせは、生活習慣病を予防してくれる
- コーヒーとヨーグルトの組み合わせは、ダイエット効果が期待できる
コーヒーを飲んで下痢になるのを避けるためには、食べ合わせより飲む量に気を付けることが大切です。
しかしコーヒーと一緒に食べることによって、下痢以外の病気になる可能性がある危険なものもあるので、そこにも注意したいです。
ですが、注意するばかりでなく、コーヒーには良い効果や食べ合わせもたくさんあります。
ぜひコーヒーの効果を引き立ててくれる食べ合わせを意識して、これまでよりもっとコーヒー時間を楽しんでください♪
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