豚肉と食べ合わせの悪い食材はコレ!栄養満点のレシピも紹介

お役立ち情報

炒め物や煮物、丼ものなど、使い方の幅が広く、食卓で大活躍の豚肉。

クセもなくどんな料理にも合うので、子供から大人まで馴染みのある食材ですよね。

必ず冷蔵庫にあり、毎日のように使っているという人も多いと思います。

私もよく使うので、冷凍庫にストックしています

いろんな食材と組み合わせることが多いからこそ、豚肉と食べ合わせの悪い食材はあるのか気になりますよね。

今回は豚肉と食べ合わせの悪い食材とその影響について解説します。

また、豚肉と食べ合わせがいい食材と、その組み合わせを使って作るレシピもご紹介します!

実は豚肉はとても栄養価の高い食材。

体に嬉しい効果がたくさんあります!

ぜひこの記事を参考に、食べ合わせの悪い食材と良い食材を知って、豚肉を効果的に活用してくださいね!

豚肉と食べ合わせが悪い食材とその影響を解説

豚肉と食べ合わせが悪いと言われている食材を4つ、理由とともに紹介します。

また、食べ合わせが悪い食材を食べると実際どれくらい体に悪影響があるのか気になりますよね。

食べ合わせの悪さが及ぼす体への悪影響についてもお伝えします。

きゅうりやそばは体を冷やすので注意

体を冷やす作用のあるきゅうりやそばとの組み合わせは注意が必要です。

豚肉には、体を冷やす効果があります。

同じように体を冷やす作用がある食材と一緒に食べると、体を冷やしてしまうことで消化器系に負担をかける可能性があります。

暑い時期は特に冷たいものを食べることが多くなるので、体を冷やしすぎないように意識をするのが良いでしょう。

温かいスープや飲み物を一緒に飲むようにしたり、蕎麦は温かいお蕎麦で食べたりと工夫をするのがおすすめです。

「冷えは万病のもと」なんて言いますよね。

豚肉×大豆は消化不良を起こす可能性がある

豚肉と大豆を一緒に食べると、消化不良を引き起こしてしまうことがあります。

その理由は、どちらも便秘の解消に効果があり、胃腸に働きかける力を持った食材だからです。

大豆は食物繊維が多く含まれており、便秘の解消におすすめの食材です。

一方、豚肉も薬膳的に便秘の解消に効果が期待できると言われている食材です。

このふたつの食材を一緒に摂ると、胃腸に働きかける力が強くなりすぎてしまい、結果として消化不良を引き起こしてしまうことがあります。

消化にいい食材と聞くとたくさん食べたくなりますが、食べすぎもよくないんですね!

豚肉×コリアンダーは水分代謝に影響を及ぼす

甘みのある爽やかな香りが特徴的なコリアンダーですが、あまり豚肉との相性はよくないようです。

豚肉は体液成分を補うと言われており、体を潤す働きがあります。

一方のコリアンダーには、発汗作用があり、体の中の水分を外に排出するのを助ける食材です。

そのため、一緒に食べることで水分代謝に影響を及ぼし、血栓などの病理産物を作りやすくなると薬膳的に言われています。

大量に食べすぎなければそれほど悪影響はない

豚肉に限らず、食べ合わせが悪いと言われている食材の組み合わせはたくさん存在します。

実際に普段の食事の中で食べ合わせまで意識するのは結構大変ですし、全てを避けるのは難しいですよね。

そこまで考えて料理するのは正直めんどくさいな

でも大丈夫です!

食べ合わせが悪いからといって、実際にすぐに体に支障をきたしたり、病気になったりするということはありません。

大量に摂取することがなければ、健康上大きな問題を引き起こすことはないので、気にしすぎなくても大丈夫でしょう。

お肉や野菜など、食卓に並びやすいレギュラーメンバーの食べ合わせは覚えておくと良いかもしれませんね!

豚肉と食べ合わせがいい食材を効果別に紹介

次に、豚肉と食べ合わせが良い食材を紹介します。

食べ合わせが悪いものと同じで、こちらもそこまで健康上大きな問題があるわけではないので、すぐに何か効果が現れるということはないでしょう。

これを食べたから病気が治る、健康になるというものではありません。

しかし、食べ合わせを意識することで食材の栄養効果をアップさせることができるので、普段の食生活の中で少しずつ意識してみてください!

高血圧予防やコレステロール低下に良い組み合わせ

高血圧予防やコレステロール低下には、きのこ類や海藻類、こんにゃくと組み合わせるのが効果的です。

  • きのこ
  • わかめ
  • ひじき
  • こんにゃく

豚肉にはコレステロールが多く含まれているので、豚肉だけをたくさん食べ続けるとコレステロール値が上がってしまいます。

しかし、こんにゃくを一緒に食べると、こんにゃくに含まれているグルコマンナンがコレステロールを取り除き、高血圧を防いでくれます。

ひじきやしめじも同様の効果があります。

また、きのこ類に含まれているビタミンB群は豚肉のビタミンB群と組み合わさることで相乗効果を生み、エネルギー代謝をアップさせるので、ダイエットにも効果的です。

疲労回復や体力増強に良い組み合わせ

疲労回復や体力増強に効果があるのは、玉ねぎやにら、ニンニクとの組み合わせです。

  • 玉ねぎ
  • ねぎ
  • ニラ
  • ニンニク

豚肉にはビタミンB1がたくさん含まれており、これは新陳代謝の促進や疲労回復に役立ちます。

牛肉や鶏肉の数倍のビタミンB1が含まれているよ!

しかし、ビタミンB群は水溶性で溶けやすく、体内にとどまりづらいという性質があります。

そこで、玉ねぎやニラ、ねぎ、ニンニクと一緒に食べれば、それらに含まれる硫化アリルという成分がビタミンB1と結びつくことで代謝が安定させてくれます。

その結果として、ビタミンB1の吸収量を増やすことができます。

ビタミンB1は糖のエネルギー代謝を助ける作用があり、疲労物質である乳酸を処理することで疲労回復に繋がります。

老若男女に大人気の豚の生姜焼きは、疲労回復にぴったりのメニューといえますね!

また、なすと組み合わせれば、ビタミンB1、カリウム、水分の3つが揃いこちらも疲労回復にとても効果的です。

美肌効果のある組み合わせ

豚肉と組み合わせることで美肌づくりを助けてくれるのは、ヨーグルトやブロッコリー、キャベツ、トマトなどです。

  • ヨーグルト
  • ブロッコリー
  • キャベツ
  • トマト
  • ごま

豚肉は良質なタンパク質やコラーゲン、ビタミンB1など、美肌に効果的な成分がたくさん含まれている食材です。

タンパク質やコラーゲンは強くたくましい肌質を作るための土台となります。そして、ビタミンB1は肌の代謝を良くし、ターンオーバーを促進してくれます。

ヨーグルトも美肌効果や整腸作用がある食材なので、組み合わせることでさらに効果を発揮します。

また、ビタミンCがたくさん含まれているブロッコリーと組み合わせることでコラーゲンが増加するので、美肌にとても効果的です。

他にも、ビタミンCに加えて食物繊維も豊富なキャベツや大根おろし、抗酸化作用のあるトマトとの組み合わせもおすすめです!

老化防止や健脳効果のある組み合わせ

かぼちゃやさつまいもとの組み合わせは、老化防止や健脳効果があると言われています。

  • かぼちゃ
  • さつまいも
  • 落花生

かぼちゃには老化防止のために大切なビタミンA、ビタミンC、ビタミンEがたくさん含まれています。

これら3つが同時に含まれている野菜はかぼちゃだけです。

中でもビタミンAに変換されて作用するβカロテンがたくさん含まれており、その抗酸化作用によって活性酸素を抑えることで老化を防止すると言われています。

また、さつまいもにたくさん含まれているビタミンEは、老化の原因になる過酸化脂質の発生を抑制する効果があり、細胞の老化を遅らせることに効果的です。

豚肉と食べ合わせがいい食材で作る栄養満点のレシピを紹介!

最後に、豚肉と食べ合わせのいい食材を使った栄養たっぷりのレシピを紹介します。

食べ合わせを意識した食事をすることで、食材に含まれる栄養素をより効果的に摂取できたり、相乗効果で栄養価がアップしたり、たくさんのいいことがあります!

また、豚肉の栄養を失わないための調理のポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

豚肉は焼くことで旨味がアップし、美味しくなる

豚肉の調理方法として一番おすすめなのは、焼く調理法です。

豚肉は焼くことで旨味がさらにアップし、美味しくなると言われています。

また、焼いた時に出る脂にも旨味がたっぷり含まれているので、脂も一緒に摂取できるような料理がおすすめです。

野菜と一緒に炒めると旨味たっぷりの脂が野菜にもうつり、料理全体が美味しく仕上がります。

また、焼くときは強火で、短時間で仕上げるのがコツです。

あまり長時間加熱してしまうと、ビタミンB1などの熱に弱い栄養素が失われてしまうからです。

旨味もアップして栄養素も逃さず摂取できれば、一石二鳥ですね♪

茹でる時は栄養が流出しないように注意が必要

焼くのも美味しいけど、豚しゃぶも捨てがたいー!

豚しゃぶなど茹でる調理をする時は、長時間茹ですぎないというのが何より大切なポイントです。

豚肉に豊富に含まれているビタミンB1は、水溶性ビタミンなので、茹でている間に水に溶け出し、流出してしまいます。

それを防ぐために、なるべくさっと短時間で茹でることが大切です。

火が通ったらすぐにお湯から取り出すようにしてくださいね。

また、できれば茹で汁をスープなどに使って一緒に飲むようにすると、栄養素を逃さず摂取することができます。

おすすめレシピ:豚肉とナスの味噌炒め

豚肉と食べ合わせの良い食材で作るおすすめレシピ、1つ目は「豚肉とナスの味噌炒め」です。

ナスと組み合わせることで、ビタミンB1、カリウム、水分を同時に摂取でき、疲労回復にとても効果のあるレシピです。

また、味噌に含まれているアグリコン型イソフラボンは乳がんの予防にも効果的です。

材料(2人分):ナス(3本)、豚バラ肉(100〜150g)、みそ(大さじ2)、砂糖(小さじ2)、みりん(小さじ2)、ニンニク(少々)、油(適量)

<作り方>

①ナスは乱切りした後水に浸し、アク抜きをする。豚バラ肉は適当な大きさに切る。

②熱したフライパンに油を適量引き、ニンニクを入れ香が立ったら豚バラ肉を入れて炒める。肉の色が変わってきたらナスを加えてさらに炒める。

③みそ、砂糖、みりんを合わせ、お肉とナスに火が通ったらフライパンに入れ絡める。

④全体的に絡まったら完成!

栄養たっぷりでご飯もすすむ、おすすめのレシピですので、ぜひ作ってみてくださいね。

おすすめレシピ:キャベツと豚バラの白だし煮

おすすめレシピの2つ目は、「キャベツと豚バラの白だし煮」です。

材料(2人分):豚バラ肉(200g)、キャベツ(200g)、白だし(50g)、水(350g)

<作り方>

①白だしと水を鍋に入れ、沸騰させる。

②キャベツと豚バラ肉を食べやすい大きさに切り、鍋に入れる。

③6分ほど煮込み、火が通ったら完成!

手間がかからずとても簡単に短時間で作れるレシピになります。

ビタミンCや食物繊維が豊富で、美肌効果や整腸効果があります。

また、カロリーも低いのでダイエットにもおすすめのレシピです。

ダイエット、美肌効果もあって時短でできるなんて最高〜!

まとめ

  • 豚肉と食べ合わせが悪い食材はきゅうりやそば、大豆、コリアンダーなどがある
  • 食べ合わせが悪い食材を組み合わせても、食べすぎなければ問題はない
  • 豚肉と食べ合わせが良い食材はたくさんあり、それぞれ効果が違う
  • 豚肉は焼いて調理するのが旨味がアップしておすすめ
  • 茹でて調理する場合はビタミンの流出に注意する

今回は豚肉と食べ合わせの悪い食材について解説しました。

また、逆に食べ合わせがいい食材や、それらを使ったレシピも紹介しました。

ぜひこの記事を参考にして、豚肉を使った体にいい食べ方やレシピを見つけてくださいね!

コメント

タイトルとURLをコピーしました