学ランの第二ボタンは好きな人にあげるって聞くけど、ブレザーの第二ボタンにも意味があるのかな~?
学ランの第二ボタンといえば、卒業式に好きな男の子の第二ボタンをもらう風習が思い浮かぶのではないでしょうか。
しかし、最近では学ランよりブレザーの学校の方が多くなってきているため、ブレザーでも第二ボタンをもらう風習はあるのか気になりますよね。
また、ブレザーの第二ボタンの意味はなんとなくわかるような気がするけどよく知らない人あなたへお解説していきます。
学ランの第二ボタンをもらう風習の由来については知らない人がほとんどだと思いますので、詳しく紹介しますね。
これを読めば第二ボタンについての考え方が変わり、大好きなあの人の第二ボタンが欲しくなること間違いなしですよ♪
ブレザーにおける第二ボタンの意味とは?
実は、ブレザーにおける第二ボタンの意味については、あまり深い意味はありませんでした。
第二ボタンというと、学ランをイメージする人が多いのではないでしょうか。
そのため、ここでは一般的な「第二ボタン」の意味をご紹介します。
ここでいう、一般的な「第二ボタン」とは、学ランの第二ボタンのことを指します。
一般的に、「第二ボタン」の意味は、「一番大切な人」を表しています。
これは、第二ボタンは、心臓に一番近い位置にあるため、心臓(ハート)を贈るという意味があります。
ブレザーでは、第二ボタンは心臓から遠くなってしまいます。
そのため、ブレザーにおいては、より心臓に近いところに身につけるネクタイや名札を贈ることが一般的となっているようです。
卒業式で、第二ボタンを贈る・もらうという風習については、なんとなく知っている方も多いかもしれません。
しかし、ここまで第二ボタンにここまで深い意味があったとは…
知らなかった人もたくさんいることと思います。
心臓に一番近い位置にあるため、心臓(ハート)を贈るという意味があるなんて、ロマンチックですね!
私は、学生時代深い意味までは知らず、ただ風習や流行りに乗っていただけだったので、あの時に知っていたら…
より一層青春を楽しめたような気がします!
それぞれのボタンの意味をご紹介!
制服のボタンには、ボタンごとにそれぞれの意味があるようです。
- 第一ボタン→自分を表す
- 第二ボタン→一番大切な人を表す
- 第三ボタン→友人を表す
- 第四ボタン→家族を表す
- 第五ボタン→他人を表す
このように、ボタンにはそれぞれ意味がありますが、地域や年代によってもボタンの意味は異なるようです。
最近では、ブレザーの学校が多くなってきたこともあり、第二ボタンをもらうという風習を知らない学生も多くいます。
また、ブレザーの第二ボタンの意味をあまり気にせず、ただ好きな人のボタンが欲しいという学生もいるようですよ♪
ブレザーの第二ボタンの由来をご紹介!
ブレザーの第二ボタンの由来にはどのような説があるのでしょうか。
ブレザーの第二ボタンの由来は、学ランの第二ボタンが由来であると言われています。
そこで、ブレザーの第二ボタンの由来でもある、学ランの第二ボタンの由来についてはいくつかの説があるので1つずつ詳しくご紹介していきますね。
軍服が由来となった
学ランの由来は、戦争で使われていた詰襟の軍服だと言う説があります。
「第二ボタン」の始まりは、戦争中、死を意識した兵士が好きな人に伝えられなかった想いを伝えるために、自分の軍服の第二ボタンを渡していたようです。
なんだかとっても胸が締め付けられますね…。
そこから、「第二ボタン」には特別な意味があるということが引き継がれているようです。
男性にとって、死という別れを意識した時に渡されたことから、卒業式という別れのシーンで使われるようになったと言われています。
また、死は永遠の別れを指すことから、自分の形見として渡したとも言われています。
戦争中の制服が由来となった
戦争中、特に第二次世界大戦の終わり頃には、戦争に向かう少年たちは、詰襟の学生服で入隊しました。
戦争に向かえば、もう自分は戻って来られないかもしれない。
そう思った少年が、旅立ちの日に、自分の形見として「第二ボタン」を渡したそうです。
なんで、第一ボタンではなく、第二ボタンなのか気になりますよね。
これは、第一ボタンを渡してしまうと、首元までボタンをしめることができなくなり、だらしなく見えてしまうため、差し支えのない第二ボタンを渡したといわれていますよ。
映画「予科練物語 紺碧の空遠く」が由来となった
1960年に公開された、「予科連物語 紺碧の空遠く」という映画が由来という説があります。
この映画では、両思いの少年少女が描かれています。
しかし、少年は想いを伝えることができないまま、戦争に向かうことになってしまい、出発の際、見送りにきた少女に軍服の第二ボタンを引きちぎって渡しました。
その後、少年は帰らぬ人となってしまうという映画なんです。
この映画の影響を受け、卒業式という別れのシーンで男性が女性に第二ボタンを渡すようになったという説があります。
このように「第二ボタン」の由来には様々な説があるようです。
卒業式の第二ボタンは女子から「もらう」というイメージがありますが、どの説にしても「戦争」が大きく関わっていて男性から女性に渡していたものだったのですね!
また、戦争中は、様々な物資が不足するなど、裕福ではありませんでしたよね。
特に第二次世界大戦の終わり頃の日本は、軍服も支給できないほど物資が不足していたと言われています。
そんな状況下で、戦争に向かった当時の学生たちは、戻って来られないと直感していた学生も少なくありませんでした。
そのため、「第二ボタン」を自分の形見として好きな女の子に渡したというエピソードも残っています。
当時の学生の想いが今も受け継がれているのかもしれないですね。
これらの「第二ボタン」の由来が、ブレザーの第二ボタンの由来にもつながっているようですよ。
ブレザーにおいて第二ボタンの代わりのものは?
最近では、制服がブレザーの学校が増えてきたこともあり、「第二ボタン」を渡すという風習が失われつつあります。
そこで、ブレザーにおいて第二ボタンの代わりになるものをご紹介します!
- ネクタイ
- 名札
もちろん、ブレザーの第二ボタンをもらうという意見もありますが、ネクタイや名札を贈ったりもらったりすることの方が一般的となっているようです。
稀に、ベルトをもらうという意見もありましたよ。
ブレザーを着ている男性は、基本的にネクタイや名札は常に身につけているものになりますよね。
そのため、本命の女の子に渡したいという気持ちになりますし、好きな女の子から「第二ボタンください!」と言われることを夢見ている人はたくさんいます!
好きな男の子の名札をもらうことができたら、その名札を持っているだけでお守りのようになるね♪
また、すでに付き合っているカップルの間では、名札を交換することも多いんです。
私の周りの友達も、名札を交換しているカップルがとても多かったです。
卒業式にカップルで名札を交換することは、学生時代の青春でもあり、一生忘れない思い出になりますね!
実は私も卒業式に好きな男の子から第二ボタンをもらうことに憧れていました。
私の学校はブレザーだったので第二ボタンの代わりに、名札をもらっている女の子が多かったのですが、今思い出しても、青春だったな〜と感じます。
また、第二ボタンや名札、ネクタイをもらうことをきっかけに付き合うカップルもいましたよ♪
一生に一度の卒業式ですので、ぜひ素敵な思い出をつくってくださいね。
まとめ
- ブレザーの場合、第二ボタンをもらうということは少ない
- ブレザーでは、第二ボタンの代わりに、ネクタイや名札をもらうことが一般的となっている
- 学ランではそれぞれのボタンに意味があり、第二ボタンは「一番大切な人」を表している
- ブレザーの第二ボタンにはあまり深い意味はない
- ブレザーの「第二ボタン」の由来は、学ランの「第二ボタン」である
- 「第二ボタン」の由来には、様々な諸説があり、戦争中から受け継がれたという説がほとんどである
- 「第二ボタン」をもらうという風習は失われつつある
最近では、制服がブレザーの学校が多く、「第二ボタン」をもらうという風習は少なくなってきているようです。
中には、第二ボタンをもらういう風習を知らないという学生もいました。
そのため、ブレザーでは第二ボタンの代わりにネクタイや名札を贈ることが一般的となってきています。
卒業式は、一生に一度の思い出ですので、ぜひブレザーでも青春を楽しんでくださいね♪
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