コスパの良さと品揃えの豊富さが魅力の業務スーパー。
その中でも、特に冷凍野菜は常備しておくと便利ですよね。
自炊をする方や節約したい方など、活用していることも多いと思います。
私も定期的に業務スーパーに行って、冷凍野菜を購入し、冷凍庫にストックしています。
こんなものまで!?と思うような野菜が冷凍野菜として売られていて、驚くこともありますよね。
しかし、冷凍と聞くと、どうしてもまずいというイメージを持ってしまうという人もいるのではないでしょうか。
果たして業務スーパーの冷凍野菜はまずいのか?今回はその評判を調査し、美味しい商品を集めました。
また、美味しく食べるためのポイントやレシピもご紹介します。
業務スーパーの冷凍野菜を活用したいけれどまずいのか心配…という人は要チェックです!
業務スーパーの冷凍野菜でまずいものは?その理由も解説!
業務スーパーの冷凍野菜の中には、まずいという口コミがあるものも見つかりました。
ここではまずいという口コミが多かった食材をご紹介します。
また、冷凍野菜がまずくなってしまう原因を解説します!
業務スーパーの冷凍野菜でまずいものはコレ!
まずいという口コミが多かったのは、以下の食材です。
- 大根:食感がぶよぶよしていてまずい
- じゃがいも:食感がボソボソしていて、じゃがいも特有のほくほく感がない
- ブロッコリー:水っぽくべちゃべちゃしてまずい
- にんじん:水っぽく、臭みもあるような気がした
やはり冷凍ということで、食感に関してまずいという評価が多い印象でした。
業務スーパーの冷凍野菜は急速冷凍されているとはいえ、生の野菜に比べると食感が劣るというのが正直なところかもしれません。
また、冷凍された時の独特の匂いが気になるという人もいるようでした。
業務スーパーの冷凍野菜がまずい理由を紹介!
冷凍野菜がまずいと感じる一番の理由は、冷凍することで細胞が壊れ、食感が変化してしまうからです。
これによって、根菜やブロッコリーなどは特に歯応えがなくなってしまい、美味しくなくなってしまいます。
また、解凍する時に壊れた細胞から水分や旨味が流れ出てしまうことにより、風味も劣ってしまいます。
このように、どうしても冷凍する過程で変化してしまうため、生野菜と同じ美味しさを冷凍野菜に期待するのは難しそうです。
全てを冷凍野菜にするのではなく、ここぞという時に使うのが、業務スーパーの冷凍野菜をうまく活用する方法かもしれません。
例えば、旬の時期が短くて手に入りづらいものや、調理に手間がかかるもの、また、そもそもメインではないものなどを冷凍野菜にするというのがおすすめです。
業務スーパーの冷凍野菜で美味しい商品をご紹介!
業務スーパーの冷凍野菜の中には、コスパも使い勝手もよく、味も美味しいという口コミがたくさんありました。
全てを冷凍野菜にするのではなく、手に入りにくいものや下ごしらえが面倒なものなどに限って冷凍野菜を活用することで、料理の幅がぐんと広がりそうです。
特に評判がよかった商品を6つご紹介します。
揚げなすの乱切り
旬のなすを油で揚げて、急速冷凍した揚げなすの乱切り。
使い勝手がよく、美味しいと評判です。
なすって旬の時期も限られているし、油で揚げるのは面倒なので、その一手間が省けるのはとても嬉しいですよね。
油分が気になる場合は、熱湯をかけてから調理することで油分を落とすこともできます。
カーネルコーン
こちらは湯通ししたあとに急速冷凍されたコーンです。
とうもろこしから調理するのはハードルが高いし、缶詰めのものは開けてしまうと使いきれずに困るということはありませんか?
こちらは冷凍できるので日持ちもするし、コスパもとても良いのでおすすめです。
私も実際に冷凍庫にストックしている商品で、ちょっと彩が欲しい時などに、炒め物やスープに入れるのにとても重宝しています。
あると助かる野菜のひとつです。
味も食感も全くまずいということはなく、美味しいですよ!
ほうれん草
冷凍ほうれん草も、使い勝手がよく愛用している人が多い印象です。
ほうれん草も旬が限られる上に、あまり日持ちがせず正直使いづらいという方もいるのではないでしょうか。
私も冬に生のほうれん草を買ったけれど、使いきれずに冷蔵庫の中でシワシワにしてしまった経験が何度かあります。
この冷凍ほうれん草は、定番のおひたしや、味噌汁の具に、またフードプロセッサーでペースト状にすることで、ポタージュやサグカレー(ほうれん草のカレー)などもできます。
里芋
意外に活用の幅が広くておすすめなのが、里芋です。
私が業務スーパーの冷凍野菜の中で一番気に入っている商品でもあります。
里芋の皮を剥くのってかなり大変ですよね。
私は里芋が大好きなんですが、手間を考えるとなかなか生の里芋を買って調理する気にはなりません。
こちらは皮を剥いた状態の里芋がたくさん入っていて、コスパも最強です。
しかも里芋の味がしっかりして、食感もほくほくしていて美味しいです。
スープや煮物などに使えます。冷凍のまま入れるだけで調理ができるので、かなり時短にもなります。
刻み玉ねぎ
「刻み玉ねぎ」はみじん切りの玉ねぎが急速冷凍されています。
手間がかかり、手をケガする恐れがあったり目が痛くなったりする玉ねぎのみじん切り。
そんな手間や苦痛をなくせたらありがたいですよね。
玉ねぎのみじん切り、できればしたくない、、
こちらの玉ねぎの活用方法はたくさんあります。
ハンバーグやスープの具、グラタン、パスタなど、こちらの刻み玉ねぎを常備しておくだけでかなり手間を省いて作ることが可能です。
また、冷凍すると繊維が壊れるため、ハンバーグなど食感を残さない料理の場合、冷凍玉ねぎの方が向いています。
また、火が通りやすくなるので炒めるのも楽です。
ちなみに、くし切りのものやアメ色になるまでソテーされたものも売られています。
野菜ミックス
業務スーパーの冷凍野菜の中で、特におすすめの口コミが多かったのは野菜ミックスです。
業務スーパーの野菜ミックスは、入っている野菜の組み合わせが違うさまざまな種類があります。
全て使いやすい大きさにカットされていて、軽く湯通しをしたあとで急速冷凍されたものになります。
野菜の彩もバランスがよく、これひとつで料理が完成するようなミックスになっています。
- ブロッコリー、カリフラワー、にんじんが入った洋風野菜ミックス。スープやポトフなどに大活躍です。
- たけのこ、にんじん、里芋、ごぼう、れんこんが入った和風野菜ミックス。煮物や汁物など幅広く使えます。
- いんげん、にんじん、たけのこ、キクラゲが入った中華野菜ミックス。中華スープの具や中華風の炒め物などに活用できます。
- トマト、なす、ズッキーニ、パプリカ(赤・緑)、玉ねぎが入った6種の野菜ミックス。具沢山のスープや、簡単で本格的なカレーができます。
業務スーパーの冷凍野菜を美味しく食べるための解凍方法
業務スーパーの冷凍野菜を美味しく食べるためには、それぞれの野菜に合った正しい解凍方法で解凍し、調理することが重要です。
食材の特徴や、どんな風に調理したいかによって解凍方法が異なるので、それぞれ紹介していきます。
このひと工夫で味や食感が大きく変わってくるので、ぜひ試してみてくださいね。
揚げ物や炒め物にする場合はまず氷の膜を取る
業務スーパーのものに限らず、冷凍野菜には乾燥を防ぐために氷の膜がついています。
これは意図的につけられているものです。
この膜を取らずに調理してしまうと、この氷の膜が溶け出して料理がべちゃべちゃになってしまうのです。
水分が多くべちゃっとしているだけで炒め物が美味しくなくなってしまいますよね…
調理前にこの氷の膜をしっかり取ることが美味しく仕上げるためのポイントになります。
解凍方法は簡単で、冷凍野菜をレンジで加熱し、水気を拭き取るだけです。
また、レンジだと加熱しすぎてしまうことがあるので、時間がある時はやはり自然解凍がおすすめです。
私もレンジで解凍するつもりが、加熱しすぎてクタクタになってしまったことが何度もあります…。
この一手間で業務スーパーの冷凍野菜がぐんと美味しくなりますよ!
食感を残したい場合は鍋で蒸す
ブロッコリーなど水分が多い冷凍野菜で、なるべく食感を残して解凍したい時は、フライパンで蒸す方法がおすすめです。
手間がかかるように思えますが、フライパンに冷凍野菜を入れ、蓋をして火にかけるだけです!
冷凍野菜についている氷の水分で十分に蒸すことができます。
べちゃべちゃにならないのでそのまま食べることもできますし、フライパンでそのまま炒め物として調理することもできます。
私もブロッコリーで試してみましたが、この方法が一番失敗しづらく、美味しく解凍できました!
スープや煮物の場合は沸騰させた鍋にそのまま入れる
冷凍野菜を使ってスープや煮物を作る場合は、冷凍のまま、沸騰した鍋に入れるというのがポイントです。
その理由は、急速に解凍・加熱しないとボソボソした食感になってしまうからです。
特に里芋やにんじん、ごぼう、じゃがいもなどの根菜は、でんぷんや繊維質が多い食材です。
そのため、水の状態から加熱してしまうと、解凍の時に水分が抜けてしまったり、でんぷんが活性化されなかったりしてボソボソになってしまいます。
業務スーパーの冷凍野菜を使ったレシピ4選
最後に、業務スーパーの冷凍野菜を活用したレシピを4つご紹介します。
手間がかかりそうな料理も、業務スーパーの冷凍野菜を使うことでとても簡単に作ることができるようになります。
最初に紹介した評判のいい冷凍野菜を使ったレシピをご紹介するので、ぜひ作ってみてくださいね!
6種の野菜ミックスで作るラタトゥイユ
ラタトゥイユとは、南フランスの料理で、夏野菜の煮込み料理です。
手間がかかりそうなイメージがあるラタトゥイユ。
6種の野菜ミックスを使えば、とても簡単に作ることができます。
材料:6種の野菜ミックス、鶏肉、ニンニク、味噌、塩、胡椒
①油を引いたフライパンで、スライスしたニンニクと小さめにカットした鶏肉を炒める
②塩胡椒をふる
③お肉の色が変わったら、6種の野菜ミックスを入れ、塩を軽くふっておく
④蓋をして火が通るまで加熱する
⑤味噌を大さじ半分程度入れ、馴染ませながら煮込む。汁気がなくなったら完成
彩もよく、これひとつでメインになり栄養バランスも良いラタトゥイユ。
たくさん作っておいてパスタにアレンジすることもできるので、ぜひ試してみてください!
揚げなすの乱切りで作るなすの煮浸し
なすの旬の時期になると食べたくなる、煮浸し。
業務スーパーの冷凍なすを使えば、生のなすよりも簡単に、本格的な煮浸しが作れます。
とっても手軽なレシピなので、ぜひ活用してくださいね。
材料:揚げなすの乱切り、おろし生姜、水、めんつゆ、砂糖
①水、めんつゆ、砂糖を鍋に入れ、沸騰したところに揚げなすを冷凍のまま入れる
②弱火でしばらく煮込んだら、最後に生姜を加えて完成
刻み玉ねぎで玉ねぎドレッシング
便利なドレッシングですが、添加物やカロリーも気になりますよね。
実は、業務スーパーの刻み玉ねぎで超簡単にドレッシングを手作りすることができます。
材料:刻み玉ねぎ(50g程度)、お酢(30ml)、醤油(20ml)、オリーブオイル(小さじ1)
①全ての材料を保存袋に入れる
②冷蔵庫で2.3日放置して味が染みたら完成
和風野菜ミックスで筑前煮
具沢山が美味しい筑前煮。材料を揃えて、全て切って、煮込んでという手間を考えるとちょっと面倒ですよね。
和風野菜ミックスを使えば、野菜を切る手間を全部カットできます!
いろんな野菜がバランスよく入っているので、これだけで料理が完成するのもありがたいですね。
材料:和風野菜ミックス、鶏肉、ごま油、水、和風だしのもと(小さじ1)、酒(大さじ1)、みりん(大さじ1)、醤油(大さじ1)砂糖(大さじ1/2)
①鶏肉を一口大にカットする
②鍋にごま油をひいて、鶏肉を炒める。鶏肉の色が変わったら和風野菜ミックスを冷凍のまま入れ、全体に油をなじませる。
③水と調味料を全て入れ、アクを取りながら火が通るまで煮込んで完成
まとめ
- 業務スーパーの冷凍野菜で大根やじゃがいも、ブロッコリーやにんじんはまずいという口コミがあった
- 業務スーパーの冷凍野菜がまずいのは冷凍することによって細胞が壊されてしまうことが原因
- 業務スーパーの冷凍野菜の中には美味しいと評判の商品もある
- 野菜の特徴や調理方法によって適した解凍方法が異なる
- 余分な水分を取り除いたり、逆に必要な水分が抜けないように工夫したりすることで、食感を悪くせず料理をすることができる
- 手間がかかりそうな料理も、業務スーパーの冷凍野菜をうまく使うことで、簡単に作ることができ、時短にもなる
今回は業務スーパーの冷凍野菜はまずいのかということについて、その評判を調べてみました。
まずいというイメージを持っていた方もいるかもしれませんが、美味しいものもあり、また使い方次第で美味しく活用できることがわかりました。
主婦の方や自炊をされる一人暮らしの方はぜひ業務スーパーの冷凍野菜を活用してみてください!
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