ペットボトルの緑茶は危険!?その理由と安全な商品をご紹介!

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毎日お茶を持ち歩きたいけど、淹れるのは大変…。

そんな時に、手軽に手に入るペットボトルの緑茶が大活躍しますよね!

私もお茶が大好きなので、朝時間がない時はついつい出先でペットボトルのものを購入してしまいがちです。

そんな便利なペットボトルの緑茶ですが、体にとって危険があるというのはご存知でしょうか?

もちろん、多少摂取したからといってすぐに害を及ぼすというわけではありません。

しかし、毎日飲むものだからこそ、どんな危険性があるのかを知っておきたいですよね。

この記事では、ペットボトルの緑茶が危険な理由と、飲みすぎるとどうなるのかを解説します。

また、ペットボトルの緑茶でおすすめの商品もご紹介します。

ぜひ最後まで読んで、体によく、ライフスタイルに合ったお茶の飲み方を考えてみてくださいね。

ペットボトルの緑茶は危険!?その理由は?

まず、ペットボトルの緑茶が危険と言われる理由を解説します。

すぐには害がないとしても、どんな危険性があるのかは知っておきたいですよね。

普段ペットボトルの緑茶をよく飲むという方は、ぜひチェックしてみてください!

残留農薬の中には発ガン性が認められているものもある

最初に挙げられるのは、ペットボトルの緑茶に使用されている茶葉の残留農薬の問題です。

日本の農薬に関する基準は欧米等の国々に比べてゆるいと言われており、発ガン性が認められている農薬も日本では禁止されていません。

日本はお茶の生産量が多いので、国産の茶葉を使っているペットボトルの緑茶もたくさんあります。

しかし、農薬の基準を考えると、国産の茶葉であっても必ずしも安全とは言えないのです。

日本は安全なイメージがありましたが、そうとも言い切れないんですね。

ペットボトルの緑茶にどんな茶葉が使用されているかは、表示されていない限り確かめることはできませんよね。

茶葉から購入する場合は農薬不使用のものを選ぶこともできますが、ペットボトルの場合はそれが難ししくなります。

特に、ペットボトルの緑茶の場合はコストを抑えて大量に生産されている場合が多いので、安価な茶葉が使われていることが多いです。

農薬不使用で茶葉を作るのはとてもコストがかかるので、安価な茶葉の場合はそれだけ農薬が使われている可能性が高くなります。

できるだけ安全なお茶を飲みたいと考える場合は、どういった茶葉が使われているのかをしっかりと確認した方が良さそうです。

ペットボトル自体に含まれる化学物質の危険性もある

ペットボトルをつくる際に使われる化学物質「アンチモン」がペットボトル内の液体に溶け出していることを指摘している人もいます。

人体への直接的な影響はまだ報告されていませんが、絶対に危険がないとは言えないのが現状です。

また、マイクロプラスチックの問題も挙げられます。

マイクロプラスチックとは、さまざまな理由によって5mm以下まで砕けて小さくなったプラスチック片のことです。

これらの中には、顕微鏡でしかみられないほど小さくなったものもあります。

500mlのペットボトルには、約50個のマイクロプラスチックが含まれていると言われています。

これらは自然界には存在しない「異物」なので、生物が消化することができません。

摂取し続けて体内に蓄積されることで、病気のリスクを高める可能性があります。

また、人間だけでなく他の生物にも悪影響を及ぼすので、環境にも良くありません。

プラスチック削減という意味でも、ペットボトルの緑茶を日常的に消費することはできるだけ避けたいですよね。

積極的に水筒などを使うことで、こういった化学物質やマイクロプラスチックの問題を解消することができます。

便利なペットボトルを使ってしまいがちですが、私も気をつけたいと改めて思います!

活性酸素をつくる合成ビタミンCが添加されている

一番注意したいのが、この合成ビタミンCの添加の問題です。

ペットボトルの緑茶のほとんどには、ビタミンCが添加されています。

このビタミンCは、L-アスコルビン酸といい、果物などに含まれているものとは違う、人工的な化学物質になります。

この合成ビタミンCは、がん細胞をつくるものになる活性酸素を大量に発生させると言われています。

ビタミンCと聞くといいイメージがありますが、そうではないものもあるんですね

また、国内で使用されているほとんどのL-アスコルビン酸が中国製の安価なものとなっています。

中国製の添加物は、その質の悪さがたびたび批判されているものです。

このビタミンCが添加される目的には、「加工や抽出の際に失われてしまう茶葉そのもののビタミンCを補うため」「変色防止」「酸化防止」などがあります。

長期間の保存を可能にしているのがこのビタミンCですが、決して安全とは言えないんですね。

ペットボトルの緑茶を摂取し続けると、同時にこの合成ビタミンCも摂取し続けることになります。

この点は商品を選ぶ時に特に意識していきたいですね!

ペットボトルの緑茶の飲み過ぎは良くない?適切な摂取量は?

次に、ペットボトルの緑茶の飲み過ぎによるデメリットを解説します。

お茶は健康に良いイメージがありますが、飲み過ぎは良くありません。

1日の適切な摂取量についてもお伝えします!

カフェインの過剰摂取が体調不良につながる

ペットボトルの緑茶の飲み過ぎで一番気をつけたいことが、カフェインの過剰摂取です。

カフェインはさまざまな良い効果もあります。

例えば、集中力や記憶力の向上、運動能力の向上、疲労回復、脂肪の分解促進などです。

しかし、過剰摂取をしてしまうと逆効果になってしまうのです。

カフェインを摂りすぎると、眠れなくなったり、胃痛や吐き気を引き起こしたりしてしまいます。

また、利尿作用があるため、気づかないうちに脱水症状になるなどの危険性もあります。

WHO(世界保健機関)によると、1日のカフェインの摂取限度は300mgです。

緑茶に含まれるカフェインは湯呑み1杯(約100g)で20mg程度なので、お茶以外でもカフェインを摂取することを考えると1日10杯程度におさめるのが適量でしょう。

適度な摂取量を心がけることで、カフェインのデメリットではなくメリットだけを受けることができそうですね。

一般的なペットボトルの緑茶に含まれるカフェイン量は以下のようになっています。

伊藤園 おーいお茶14.8g/100ml
コカ・コーラ 綾鷹12.5g/100ml
キリン 生茶11.1g/100ml
サントリー 伊右衛門11.4g/100ml

タンニンにより貧血になる可能性がある

貧血気味の人は緑茶に含まれるタンニンに注意する必要があります。

タンニンとはポリフェノールの一種で、老化につながる「活性酸素」の働きを抑えてくれる成分です。

生活習慣病や認知症の予防、整腸作用、美白効果もあります。

摂りすぎによる害は特にありませんが、鉄の吸収を妨げるというデメリットがあります。

このタンニンは、野菜に多く含まれている「非ヘム鉄」と一緒に摂ると、鉄の吸収を妨げることがわかっています。

貧血気味の人は、この点にも少し注意して、緑茶を飲み過ぎないよう気をつけましょう。

シュウ酸の摂りすぎが尿路結石につながる

緑茶に含まれるシュウ酸を摂りすぎると、尿路結石を引き起こす可能性があります。

さまざまな食品に含まれているシュウ酸ですが、緑茶にも含まれています。

シュウ酸は腎臓でカルシウムと結合し、それによって結石が作られます。

この結石は通常便として排出されるものです。

しかし、カルシウムが不足した状態でシュウ酸を摂りすぎると、カルシウムに出会えずに血中に吸収され、腎臓にいき、そこで血中のカルシウムと結合して結石になります。

それによって引き起こされるのが尿路結石です。

このように、シュウ酸を過剰に摂りすぎると、尿路結石や腎不全の原因となることがあるので、緑茶の飲み過ぎには注意です。

緑茶の適切な摂取量は1日1L程度

体にとって良いことがたくさんある緑茶ですが、飲み過ぎるとデメリットがあることがわかりました。

では適切な摂取量はどのくらいなのでしょうか?

カフェインの量から考えると、1日1L程度が適量と言えるでしょう。

もちろん、それ以上飲んだからといってすぐに体に悪影響があるわけではありませんが、普段から水分を多く摂る人などは、飲む量に少し気をつけることも必要かもしれません。

私はかなり水分を多く摂るタイプなので、お茶も1日2L以上飲んでしまうことも多々あります。

水分補給のために2Lのペットボトルを飲み切るようにしている方などもいるかもしれませんが、その場合は緑茶ではなく、お水にするのがいいでしょう。

私は特に冬場は暖かいものがよく、ついついお茶で水分補給をしてしまいます。

水分補給としての水と、ご飯の時などに飲むお茶を分けて考えるように意識したいと思います。

ペットボトルの緑茶で無添加の商品を4つご紹介

ペットボトルの緑茶で、ビタミンCが添加されていない無添加の商品をご紹介します。

また、農薬を使わずに栽培された茶葉を使った緑茶も取り上げています。

最初に挙げた危険性が気になる人は、ぜひ紹介する緑茶を購入してみてください。

諸田製茶 川根の茶

静岡県の川根久野脇地区でとれた一番茶葉を使用し、低温でじっくりと抽出して作られたうまみたっぷりのお茶。

川根茶がつくられている川根地区は、南アルプスを源流とする大井川の流域に位置しています。

南アルプスの豊かな山々から流れてくる澄んだ綺麗な水によって作られる、味わい深いお茶です。

無添加、無香料で安心安全なお茶です。

内容量:500ml×24本
値段:3888円

ムソー 有機の日本茶

こちらは夏季限定で販売される、2Lペットボトルのお茶になります。

三重県の大台ヶ原の麓で栽培された、有機茶葉を使用しています。

まろやかでスッキリした味わいと、甘みと苦味のバランスの良さが特徴です。

暑い夏の、喉が渇いた時にぴったりのお茶ですね!

香料や、ビタミンCも無添加です。

内容量:2L
値段:292円

経堂自然食品センター 国産JAS有機緑茶

生産者限定の鹿児島県産茶葉を使用した、有機JAS認定のスッキリした味わいの緑茶。

茶葉は無農薬で栽培されており、ビタミンCも無添加です。

また、安全にこだわって作られている商品でありながら手頃な値段なのもポイントです。

生産者限定で、しかも有機JAS認定を受けている緑茶がペットボトルで飲めるなんて、嬉しいですよね!

内容量:500ml
値段:158円

富士の極み優茶

こちらは、水で薄めて使うタイプの緑茶です。

緑茶の有効成分とおいしさをまるごと引き出すことを目指して開発された独自製法によって作られています。

無添加、無着色はもちろん、苦味を抑えながらお茶の栄養ををまるごと摂取できる、体にいいお茶になっています。

水で20倍に薄めて飲むことができるので、経済的で、ペットボトルの使用量も減らすことができるのが嬉しいですね。

内容量:500ml(20倍希釈用)
値段:1944円

ペットボトルの緑茶以外でおすすめの商品を4つご紹介

最後に、無添加のペットボトルで、緑茶以外のおすすめの商品をご紹介します。

お茶は、その種類によって、味はもちろん含まれている成分も違います。

特にカフェインなどは、緑茶のようにたくさん含まれているものもあれば、全く含まれていないノンカフェインのものもあります。

また、麦茶のようにミネラルが豊富に含まれており、水分補給に適したものなどもあるので、緑茶と組み合わせて飲むのもおすすめです。

ぜひ好みや目的に応じていろんなお茶を活用してみてください。

サントリー グリーンダカラ 優しい麦茶

スーパーなどでよく見かけるグリーンダカラのやさしい麦茶は、添加物が使われておらず、ノンカフェイン。

名前の通り、緑茶を控えたほうがいい赤ちゃんにも安心な、優しいお茶になっています。

味わいも優しく、水分補給としてゴクゴク飲むことができます。

こちらのペットボトルは680mlとたっぷり入っていて、値段も手頃なので、毎日飲むお茶にぴったりですね。

スーパーでも購入することができますが、ネットでまとめ買いをするとよりお得でおすすめです。

内容量:680ml
値段:86円

伊藤園 ヘルシールイボスティー

ノンカフェインで、美肌効果やむくみ、便秘改善など女性にとって嬉しい効果がたくさんあるルイボスティー。

伊藤園のルイボスティーは、南アフリカ産の茶葉を使い、無添加で作られています。

ルイボスティーには、毎日こまめに摂る必要があると言われているポリフェノールが、ペットボトル1本あたり100mg含まれています。

カロリーもゼロでとってもヘルシーなルイボスティーをぜひ取り入れてみてください。

内容量:500ml
値段:106円

オーサワジャパン 有機ジャスミン茶

ジャスミン茶とは、緑茶にジャスミンの花の香をつけた花茶のことです。

有機ジャスミンの茶葉を100%使用し、香料、添加物不使用で作られているこちらのジャスミン茶。

麦茶などよりは少し値段が高くなりますが、たまに気分を変えたい時のために買っておくのもいいかもしれません。

私もジャスミン茶の華やかな香りが大好きで、リラックスしたい時などに飲むことがあります♪

内容量:500ml
値段:172円

東海ブラザーズ タニタ食堂の有機黒烏龍茶

脂肪の吸収を抑える効果があると言われる黒烏龍茶は、健康が気になる方に特におすすめです。

こちらのタニタ食堂の黒烏龍茶は、有機JAS認証を受けている畑で手摘みされた茶葉を100%使用しているお茶です。

ルイボスティーと同じくポリフェノールが豊富で、何とペットボトル一本あたり145mgの天然ポリフェノールが含まれています。

普通の烏龍茶よりも香り高く、華やかな風味が楽しめます。

内容量:500ml
値段:151円

まとめ

  • 便利なペットボトルの緑茶だが、残留農薬の問題や合成ビタミンCの添加など、危険もある
  • ペットボトル自体にも、化学物質やマイクロプラスチックの問題もある
  • 緑茶を飲みすぎると、カフェインやタンニン、シュウ酸の摂りすぎになる可能性がある
  • ペットボトルの緑茶の危険性が気になる場合は、なるべく無添加のものを選ぶのがおすすめ
  • 緑茶以外にも、麦茶やルイボスティーなどノンカフェインのお茶もおすすめ

今回は、ペットボトルの緑茶が危険な理由と、飲みすぎるとどうなるのか、またおすすめの商品について紹介しました。

ペットボトルの緑茶の危険性をいくつかご紹介しましたが、少しでも飲んだらすぐに悪影響があるというわけではありません。

気になるポイントに合わせて、なるべく安心安全な商品を選ぶよう心がけるようにするのがいいのではないかと思います。

ぜひこの記事を参考に、お気に入りのお茶を見つけてくださいね!

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