料理をすると必ず出てくる生ゴミ。
生ゴミはそのまま数日放置してしまうと、悪臭や小バエの発生など悪い事ばかり…。
生ゴミの約80%が水分で、この水分が菌の増殖と腐敗を進行させる原因なんです。
生ゴミの水分を飛ばして乾燥させてあげれば、腐敗の進行を防ぐことができます!
何か簡単な方法で生ゴミを乾燥できないかしら…
そこで、生ゴミを乾燥させるために電子レンジを使おうとしている、そこのあなた!
実は、生ゴミの乾燥に正しく電子レンジを使わないと、電子レンジに嫌なニオイが残ったり、お皿に焦げ付きが残ったり、煙が発生したりしてしまうんです!
料理を作る電子レンジに嫌なニオイが残ったら、元も子もないですよね…。
そこで、家庭で簡単に出来る嫌な生ゴミの乾燥方法をしっかり解説していきます。
生ゴミ処理の方法で困っているあなたには、コンポストがおすすめです。
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生ゴミの乾燥に電子レンジは向いてない
生ゴミの乾燥に電子レンジは向いていません。
なぜなら、電子レンジという家電は食品の「加熱」が目的の家電だからです。
電子レンジは、食品内の水分をマイクロ波という電磁波で振動させて加熱しています。
「乾燥」ではなく「加熱」が目的なので、生ゴミの水分を飛ばすことに限界があるのです。
生ゴミを簡単に乾燥させるには電子レンジではなく、「乾燥」を目的とした乾燥機で安全に行いましょう。
電子レンジで加熱できる生ゴミの種類を紹介
電子レンジで生ゴミを乾燥させるには、耐熱の平皿に重ならないように並べて、水分が飛ぶようにラップをしないで加熱するという方法があります。
ラップをしないで加熱するので、加熱してもニオイが気にならない生ゴミなら電子レンジでの加熱に向いています。
目安は、600wで2分前後の加熱で、水分が飛んでいないなら様子を見ながら10秒ごとに加熱してみることです。
しかし、これらの食品も加熱しすぎると、水分が飛ぶ前に加熱のし過ぎで焦げてくることがあります。
焦げてしまうと電子レンジ内に焦げたニオイが残ってしまったり、耐熱皿に焦げが焼き付いたりしてしまうので、焦げる前に加熱をやめてくださいね!
そのため、加熱し過ぎてないか、10秒ずつ様子を見ることが大事になります。
乾燥させたコーヒーかすや緑茶や紅茶の出がらしは、消臭効果があるので、乾燥させることが出来ない生ゴミにふりかけて袋にまとめると、ニオイ対策ができます。
電子レンジで乾燥させるときの注意点
電子レンジで生ゴミを乾燥させるには2つの注意点があります。
- 食材の飛び散り
- 食材を長時間加熱し過ぎないこと
食材の飛び散りは、ラップをしないで加熱をすると起こります。
生ゴミの水分を飛ばしたいのでラップをしないで生ゴミを電子レンジにかけると、生ゴミに残っている水分が蒸発する時に、小さな生ゴミのカスが飛び散ります。
この飛び散ったカスをそのまま放置してしまうと、庫内で過加熱されて焦げたニオイや異臭の原因になるんです。
電子レンジで生ゴミを乾燥させたら、こまめに庫内の拭き掃除をしましょう。
食材を長時間加熱し過ぎてしまうと、煙の発生の原因になります。
根菜類の野菜やパンなど、もともと水分の少ない食材を長時間加熱すると加熱のムラができて、過加熱した部分から煙が発生します。
100g未満の少量の食材を加熱する時も、部分的に過加熱が起きて煙の発生に繋がります。
そして、油分の多い食材(からあげ・バターの付いたパン・生クリームなど)も油分に発火する恐れもあるので、長時間の加熱はやめましょう。
水分を飛ばしたいからと言って、電子レンジで長時間加熱するのはやめましょう。
生ゴミを乾燥させる簡単な方法を2つ紹介!
新しく家電を購入しなくても、家にあるもので簡単に生ゴミを乾燥させる方法があるので、ご紹介します。
- ザルとボウルで乾燥させる方法
- 新聞紙で乾燥させる方法
電子レンジが使えないからと言って、生ゴミを乾燥させる事は実は難しい事ではありません!
生ゴミを乾燥させるには、まずは家にあるもので簡単にやってみましょう。
食べ残した調理済みの肉や魚は、消臭効果がある重曹や、乾燥させたコーヒーかす、乾燥させた緑茶や紅茶の出がらしと一緒にするとニオイが気にならなくなります。
毎日少量ずつ生ゴミを乾燥させるのがコツです。
ザルとボウルとで乾燥させる方法
生ごみを乾燥させるのに電子レンジを使わなくても、普段使っているザルとボウルで簡単に生ごみを乾燥させることができますよ。
ザルとボウルで生ゴミを乾燥させる手順を説明していきますね。
- ボウルの上にザルをセットして、料理中に出た生ゴミをザルで水切りする
- ザルに乗せたまま、一晩水分を抜く
- もし、一晩で水気が切れていない時は、ベランダや風通しのよい場所で乾燥させる
- 乾燥したら可燃ゴミと一緒に捨てる
野菜くずなどでしたら、普段使用しているザルやボウルでも良いかと思いますが、もし衛生上気になる場合には生ゴミ用ザルとボウルを用意すると安心です。
また、ベランダで生ゴミ乾燥させる時は、鳥や虫が来くる場合もありますので、少量から始めて様子を見ながら行ってくださいね。
新聞紙で乾燥させる方法
余分なザルとボウルが無い場合は、新聞紙を使うと衛生的に生ゴミの水切りと乾燥ができます。
- 料理で出た生ゴミを新聞紙に広げて軽く包む
- 生ゴミを包んだ新聞紙を風通しの良い容器(プラスチック製の洗濯カゴなど)に入れる
- 容器が無い場合は無くてもOK
- 生ゴミを包んだ新聞紙が入った容器を風通しの良い場所に1日以上置く
- 1日以上放置すると水分が20%程度抜ける
新聞紙は生ゴミと一緒に燃えるゴミで出せるので、そのまま捨てることができます!
捨ててしまう新聞紙を利用するので経済的に生ゴミの乾燥を始めることができますね。
生ゴミの乾燥をベランダでやる方法
ベランダで生ゴミを乾燥させる方法を2つ紹介します!
- 生ゴミを物干しネットに入れて乾燥させる方法
- 集合住宅でも使えるコンポストを使ってみる
水分量の多い果物の皮などの生ゴミは、水切りだけで乾燥させるのは難しいですよね。
集合住宅のベランダは隣近所の目もあって、生ゴミの乾燥をベランダでするには始めは少し勇気がいるかもしれません。
しかし、果物の皮や種の生ゴミはニオイも少なく、少し工夫すれば鳥や虫も寄せつけずに乾燥させることができます!
ベランダで乾燥させるには物干しネットがあると良い
ベランダで生ゴミを乾燥させる時は物干しネットを使うのがおすすめです。
物干し竿に掛けることができて、ニットなどを乾かすときに使う二層や三層になっている物干しネットが使い勝手が良いです。
物干しネットであれば、安く手に入って、もし生ゴミのニオイが付いても、簡単に洗濯や手洗いが出来るので衛生的です!
ザルとボウルである程度水切りした生ゴミを、物干しネットに入れて、外気に当てると簡単に乾燥させる事ができます。
その時は、隣近所の方々の迷惑にならないように、鳥や虫が寄りつきに注意して、少量から始めましょう。
集合住宅でも使えるコンポストもおすすめ♪
洗濯ネットで乾燥させる方法以外に、最近では集合住宅のベランダにも置けるコンポストも売られています。
今までコンポストは、土の中に埋めなければならなかったので、集合住宅のベランダには不向きでしたが、土に埋めずに使えるコンポストが出てきました!
生ゴミを乾燥させるだけだと、干からびた生ゴミは最終的に燃えるゴミとして出す必要があります。
でも、コンポストなら生ゴミが全て分解されるので、生ゴミをゼロにすることができます!
生ゴミを乾燥させるだけで良ければ、水切りをした生ゴミを風通しの良いベランダで、物干しネットに入れて乾燥させることから始めてみましょう!
もし、家庭菜園やプランター栽培に興味があれば、プラスチック製植木鉢を利用した簡易的なコンポストを作って、生ゴミを肥料にしてみてもいいかもしれませんね!
生ゴミ処理の方法で困っているあなたには、コンポストがおすすめです。
こちらの嫌気型コンポストなら、低コストでかき混ぜ不要!とっても使いやすいと好評の商品です。
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まとめ
- 電子レンジは「加熱」が目的の家電なので、一般的には「乾燥」に向かない
- 電子レンジで生ゴミを乾燥させるには、耐熱の平皿に重ならないように並べて、水分が飛ぶようにラップをしないで加熱させる
- 電子レンジでの乾燥に向いているのは、野菜のくず・コーヒーかす・緑茶や紅茶の出がらしで、600Wで2分ほど加熱し様子を見ながら10秒毎に加熱してみる
- 乾燥させたコーヒーかすや緑茶や紅茶の出がらしは、消臭効果があるので乾燥が難しい生ゴミにふりかけて袋にまとめるとニオイ対策ができる
- 電子レンジで生ゴミを乾燥させるには、食材の飛び散りと長時間の加熱の煙の発生に注意して、こまめに庫内の拭き掃除をする
- 家電を購入しなくても生ゴミを乾燥させるには、ザルとボウルを使う方法と新聞紙を使う方法がある
- ベランダで生ゴミを乾燥させる時は、ニットなどを乾かすときに使う物干しネットがおすすめで、その時は近所の方に配慮して少量から始めてみる
- 最近では、集合住宅のベランダ用コンポストも売られているので、家庭菜園に興味のある方は生ゴミを肥料にして生ゴミをゼロにすることもできる
調理家電のなかでも身近な電子レンジですが、生ゴミの乾燥には向いてないことがわかりました!
電子レンジで乾燥させる時は注意が必要ですが、緑茶や紅茶の出がらしで簡単に消臭剤が作れそうですね!
毎日出てくる生ゴミですが、電子レンジを利用してコーヒーかすを消臭剤に再利用して、ちょっとした工夫で簡単に乾燥させれば、生ゴミは減量させることができます!
そもそも、生ゴミを出さないように食べ残しを出さないようにすることや、買った食材を腐らせないように買い過ぎないことも、とっても大事です!
生ゴミをきっかけに、ゴミの減量化を考えてみるものいいかもしれません。
生ゴミ処理の方法で困っているあなたには、コンポストがおすすめです。
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