部屋干しでエアコンを使用しているのに、洗濯物が何時間も乾かないことありませんか?
部屋干しの洗濯物は乾きづらくて困りますよね。
しかし、洗濯物を長時間湿ったままにしておくと、雑菌やカビ、ダニが大発生してしまいます。
なんと洗濯物を干している部屋と干していない部屋とでは、カビやダニの発生率が約2倍も違うといわれているんです!
短時間で洗濯物を乾かすには、エアコンの温度と空気の循環をコントロールする必要がありますよ。
この記事では、エアコンを使用して洗濯物を乾かすには何時間必要なのか、また早く乾かす方法を解説します。
早く乾かすコツがわかれば、今後部屋干しで悩むことがなくなりますよ♪
カビやダニの繁殖を抑えるポイントも紹介しますので、洗濯物が何時間も乾かずに困っている方はぜひ参考にしてください♪
部屋干しでエアコンを使用したら何時間で乾くか解説!
部屋干しでエアコンを使用する際、最適な温度に設定されていなければ5時間以上かかることがあります。
エアコンを使えば早く乾くと思っていたけど…?
部屋干しの洗濯物をエアコンで乾かすときに大切なのは、温度調節と空気の循環です。
また、設定温度を調節したからといってもエアコンだけで早く乾かすのは難しく、何時間もかかってしまう場合があるんです。
そして、洗濯物を何時間も湿ったままにしておくと雑菌が繁殖し、臭いの原因になってしまいます!
洗濯物は5時間以内に乾かす必要がある
部屋干しの洗濯物が臭うことありませんか?それは何時間も湿った状態で干したことにより雑菌が繁殖してしまったからです。
洗濯物の雑菌は、乾かずに残ってしまった水分や洗浄しきれなかった汗や皮脂などの汚れをエサに繁殖します。
また、洗い終えてから5時間後に一気に増殖を始めるといわれています。
そのため、洗濯物は5時間以内に乾かさなければ臭ってしまうんです。
早く乾かすにはどうしたらいいの?
部屋干しの洗濯物を早く乾かすには、エアコンの設定温度の調節や、洗濯する際に乾きやすくする工夫が必要です。
早く乾かすコツがわかれば、部屋干しをするたびに「何時間も乾かずに困る!」ということがなくなりますよ♪
次の項で詳しくみてみましょう!
部屋干しをエアコンで早く乾かす方法
部屋干しでエアコンを使用して早く乾かすには、エアコンを最適な温度に調節することや、洗濯する際と干す際に工夫が必要です。
洗濯物が乾きにくい原因は、ずばり湿度です。
洗濯物を乾きやすくするには、湿度を下げて空気の循環を良くする必要があります。
そのため、エアコンの温度調整で湿度を抑え、乾いた空気を洗濯物に当てることで早く乾かすことができるんです♪
部屋干しの洗濯物をエアコンで早く乾かすための、5つのコツを紹介します!
詳しくみていきましょう!
エアコンの設定温度は20℃にする
洗濯物を早く乾かすには、冬場も夏場も「20℃」を保つことが大切です。
冬場は温度を上げたほうが早く乾くのでは?
実は、温度を上げてしまうと湿度も上がってしまうんです。
湿度が上がれば、洗濯物が乾きづらくなってしまいますよ。
そのため洗濯物は、「20℃」前後が乾きやすいといわれています♪
ただし、夏場の「20℃」は寒く感じる人もいるようです。夏場は人のいない部屋で乾かすことをおすすめします!
エアコンとサーキュレーターを併用すると早く乾く
エアコンとサーキュレーターを併用する事で、より早く乾かすことができます!
湿度の高い環境では、洗濯物はなかなか乾きません。
しかし、サーキュレーターを使うことで空気の循環を良くして効率的に洗濯物を乾かすことができます。
また、洗濯物は下から上へ乾いていきます。
そのため、上からエアコンを当てて、下からはサーキュレーターの風を当てると乾きが早くなりますよ。
サーキュレーターを当てるときは、洗濯物の真下に置くことが大切です。
また、首振り機能を使って洗濯物全体に風が当たるようにすると効果的です!
サーキュレーターは扇風機でも代用できますよ♪
エアコンのすぐ下に洗濯物を置いて早く乾かそう
洗濯物はエアコンのすぐ下に置くことで早く乾かすことができます!
洗濯物を乾かすのに大切なのは、日当たりよりも空気の循環です。
日光に当てたほうが早く乾くと思ってた!
洗濯物は窓際に置くと早く乾くと思いきや、湿度の高い日に窓際に置くとかえって乾きにくいんです。
そのため、洗濯物はエアコンのすぐ下で干すようにしましょう!
また、洗濯物は高い位置に置いたほうが乾きやすいですよ。
なぜなら湿気は下の方にたまる性質を持っているからです。
洗濯物を早く乾かすには、エアコンのすぐ下でなおかつ高い位置で干すのが理想です!
エアコンのすぐ下に干すのが難しい場合は、空気の良く通る部屋の中央で干すのもおすすめです♪
早く乾かすには少量ずつ洗濯しよう
洗濯物を早く乾かしたいのであれば、少量ずつ洗濯しましょう!
忙しくて洗濯物をためてしまうこと、ありますよね。
私もしょっちゅうあるんですよ。気が付いたら山盛りになっているんですよね…。
しかし洗濯物は一気にまとめて洗ってしまうと、その分干すときに湿度が上がってしまうんです。
湿度が高いと、洗濯物は早く乾きません。
また、たくさんの洗濯物を干そうとすると洗濯物同士が重なり合ってしまい、乾かすのに時間がかかってしまいます。
そのため、こまめに少量ずつ洗濯しましょう。こまめに洗ったほうが、汚れ落ちも良いですよ♪
早く乾かすには干し方にも工夫しよう
洗濯物を早く乾かすには、干し方にも工夫しましょう!
「洗濯物は少量ずつ」と上でお伝えしました。
少量ずつ洗濯することのメリットは、湿度を抑えられることに加えて、洗濯物を間隔をあけて干せることです。
間隔をあけて干すことにより空気の通りを良くできるため、結果乾きが早くなるんです♪
洗濯物を干すときはなるべく10cm以上間隔をあけて、風の当たる面積を増やすようにしましょう!
また、生地の厚いもの、薄いものと交互に干していくと乾きやすくなりますよ。
部屋干しにエアコンを使用するとカビやダニも防げる
部屋干しにエアコンを使用することで、室内のカビやダニを防ぐことができます。
部屋干しは天候を気にせず干せるので、とても便利ですよね。
私は虫がつくのが嫌なので、洗濯物はいつも部屋干しです♪
しかし洗濯物を部屋干しすると、部屋の湿度が高くなってしまいます。
そのため、カビやダニが発生しやすくなるというデメリットがあるんです。
部屋干しはカビやダニの発生率が2倍以上になる
部屋干しをすると、カビやダニの発生率が約2倍以上に増えます!
カビやダニは高温で湿度の高い環境が大好きです。
洗い終えた洗濯物から発生する水分量をご存じでしょうか?
5kgの洗濯物を洗うと、洗濯物から発生する水分量は約3リットルといわれています。
洗濯機で脱水されているはずなのに、まだ3リットルも水分が残っているんだ!
部屋干しをすると3リットル分の水蒸気が発生するわけですから、湿度も高くなりますよね。
部屋干しをしている高温多湿の部屋は、カビやダニにとって繁殖するのに好都合な環境です。
そのため、洗濯物を干している部屋と干していない部屋を比べると、カビやダニの数に約2倍以上の差があるんですよ!
私の家では、いつも部屋干しをしている部屋の押入れにカビが発生していました!
エアコンのドライ機能でカビやダニを防げる!
エアコンについているドライ機能を使用することで、カビやダニが発生するのを防ぐことができます!
エアコンのドライ機能を使用すると、洗濯物から出る水蒸気などの湿気をカラッと乾燥してくれます。
そのため、雑菌による生乾き臭も抑えることができますよ♪
ドライ機能を使用する際も設定温度は「20℃」にしましょう!
また、カビやダニを防ぐにはこまめに換気することも大切ですよ。
部屋干しをしたら、室内の空気がよどまないように時々窓を開けて空気を入れ替えるようにしましょう。
除湿モードでも、ドライ機能と同じ役目を果たします!カビやダニが気になる方は試してみてくださいね。
部屋干しでエアコンを使用した際の電気代節約術
エアコンの電気代を節約するために重要なのは、短時間で乾かすことです!
部屋干しにエアコンを使用するとなると、電気代が気になりますよね。
エアコンを1時間使用すると、約20円電気代がかかるといわれています。
そのためエアコンを何時間もつけたままにしておくと、電気代が高くついてしまいます。
電気代を節約するためには、エアコンだけでなくサーキュレーターや扇風機も併用して効率良く乾かしましょう!
エアコンとサーキュレーターの併用で電気代節約!
早く乾かすためには、サーキュレーターや扇風機を併用しましょう。
サーキュレーターや扇風機は、1時間つけても0.5円ほどしか電気代がかかりません。有効に活用しましょう!
エアコンとサーキュレーターを併用すると、3時間から4時間ほどで乾かすことができますよ♪
除湿器を使うのはどうかな?
除湿器も部屋干しの洗濯物を乾かすときに便利ですよね。
また、除湿器の場合は1時間の使用で10円もかかりませんから、エアコンよりもお得です。
しかし、除湿機とエアコンでは乾くまでに必要な時間が違います。
何度もお伝えしますが、電気代を節約するためには早く乾かすことが大切です!
除湿器よりもエアコンの方が1.4倍も早く乾かすことができるんですよ♪
エアコンと除湿器を併用したら、より早く乾くかな?
エアコンとサーキュレーターを併用するよりエアコンと除湿器を併用した方が、乾かす時間は少し短縮できます。
しかしその分電気代が高くなってしまいますから、部屋干しの際はエアコンとサーキュレーターや扇風機を併用することをおすすめします♪
まとめ
- 部屋干しに最適な温度でエアコンを使用しなかった場合は、乾くまでに何時間もかかる
- 洗濯物は5時間以内に乾かさなければ雑菌が繁殖し、生乾き臭の原因になる
- 部屋干しの洗濯物を早く乾かすには、湿度を抑えることと空気の循環が大事
- エアコンの設定温度は、夏場冬場ともに「20℃」であれば早く乾く
- エアコンとサーキュレーターや扇風機を併用することで、空気の通りが良くなりより早く乾かすことができる
- 洗濯物を少量ずつ洗うことや間隔をあけて干すことも早く乾かすために大切
- 洗濯物を部屋干しすると、カビやダニの発生率が2倍以上になる
- カビやダニは、エアコンのドライ機能で防げる。その場合の設定温度も「20℃」にしよう
「何時間も乾かない!」と困ることの多い部屋干しの洗濯物も、エアコンの設定温度と空気の循環を良くすることで早く乾かすことができます。
また、部屋干しで大発生してしまうカビやダニも、エアコンを使用することで防げるのは嬉しいですね♪
洗濯物はこまめに少量ずつ洗うことも大切です。何時間も湿ったままにしないように、干し方にも工夫しましょう!
コメント