生後5〜6ヶ月頃から、いよいよ始まる離乳食。
月齢に応じて使える食材をチェックしたり、成長に応じた食事のかたさや量、食べさせ方を工夫したりなど、悩みは尽きないことと思います。
離乳食を食べるようになってから、食事のタイミングに決まって泣くという子も多いのではないでしょうか。
離乳食が足りないから泣くのか、それとも母乳やミルクが足りないから泣くのかなど、不安になりますよね。
実は、赤ちゃんが離乳食のタイミングで泣く原因は、食事量が足りないからではないかもしれません。
じゃあ、具体的にどんな原因があるの?どんな対応をすれば良いの?と思いますよね。
今回は、そんな離乳食の時に赤ちゃんが泣く原因や対処法を解説しています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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離乳食が足りないから泣くわけではない
離乳食を食べているときや食べた後に「足りない」とアピールするかのように泣く赤ちゃん。
まだおしゃべりできない分、一生懸命泣くことで気持ちを伝えてくれています。
ですが、意外にも泣く理由は「離乳食が足りない」だけではないことを知っておきましょう。
他にどんな理由があるのか紹介していきますね♪
離乳食の食材や味が物足りない
せっかく準備したのに、心が折れてしまいそうな理由ですが、赤ちゃんは食材や形態など離乳食の内容が物足りないと感じて泣いていることがあります。
実は、赤ちゃんにもその日食べたい食材やお気に入りの味付けがあるものです。
我が子は、キャベツなどの葉物野菜を出すと食べ進みが悪い反面、さつまいもやカボチャなどは進んで食べるなど、食材によって反応が全く違っていました。
このように、赤ちゃんの食べる反応を見て、お気に入りの食材や味付けを探してみるのもおすすめです。
また、離乳食の形態が子どもにとって固かったり、大き過ぎたりして食べにくいことも、泣く原因として考えられます。
その場合は、離乳食の形態を少し戻す、やわらかめに煮込むなどしてみると泣かず食べてくれることもありますよ♪
食事の温度が熱すぎたり、冷たすぎたりすることも、赤ちゃんが泣く理由につながりますので、赤ちゃんの口元に運ぶ前に、離乳食の温度にも注意してみてくださいね。
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食べることに疲れてしまった
食べることも運動の一つと言われています。
赤ちゃんにとって、食べるというのはまだまだ練習中の慣れない運動ですし、案外疲れやすいものです。
そのため、「食べることに疲れたよ」と泣くことで伝えてくれているのかもしれません。
疲れて泣いている時のおすすめの対処法は、抱っこです。
また、赤ちゃんは大人に声をかけてもらことも大好きです。
抱っこをや優しく声をかけて褒めるなど、赤ちゃんの大好きなことをして、一旦赤ちゃんの注意を食事から離してみましょう。
とにかく眠たい
食事という運動をして、お腹もいっぱいになり、赤ちゃんは眠くなっていることもあります。
大人も食事の後は、ついうとうとしてしまうものですよね。
もしかすると、赤ちゃんの眠たくなる時間と食事の時間が重なっているのではないでしょうか。
その場合には、赤ちゃんの生活サイクルに合わせて食事の時間を早めるなど、離乳食の時間を調整することもおすすめです。
食事よりも遊びたい
赤ちゃんの気分は、離乳食ではなく「遊びたい」というときもあります。
特に、生後5〜6ヶ月頃の赤ちゃんは、身体をどんどん動かせるようになり、移動範囲が広がる時期であるため、いろいろなものが新鮮で、次々と興味が湧いています。
そんな時は、「ご飯よりも遊びたいんだ」と泣いてアピールしているのかもしれません。
私は、子育てを通して「子どもは遊びの天才だな」と感じることがよくあります。
離乳食をある程度食べたら、大人も一緒に思いっきり遊ぶのもいいでしょう。
単にご機嫌がななめ
そうは言っても、何をやっても赤ちゃんが泣き止まない時は単にご機嫌がななめということもあります。
そんなときには、赤ちゃんの気が済むまで泣いているのを見守ってもいいかもしれません。
大人自身の気持ちを落ち着かせるためにも、赤ちゃんの安全を確保した上で、一旦その場を離れて深呼吸することも大切です。
赤ちゃんを見守りつつ、合間に家事を少し片付けるのもいいですね。
そして、少し時間を置いた後には、赤ちゃんを優しく抱っこしたり、声をかけたりしてみましょう。
離乳食が足りないサインはここでチェック!
ここまで、赤ちゃんが離乳食の時に泣く原因を解説しましたが、「離乳食が足りない」と泣くことももちろんあります。
では、離乳食が足りないと判断するサインは何かあるのか?気になりますよね。
ずばり、離乳食が足りないかをみるサインは、発達曲線や体重変化を見ることです。
発達曲線は、身長や体重、胸囲、頭位といった身体のサイズを月齢ごとにグラフ化されているもので、母子手帳にも記載されています。
その発達曲線の数値を基準に、子どもの身長や体重が増加しているかを確認します。
しかし、これは必ずしも発達曲線の範囲内にいなければならない、というわけではありません。
それぞれ育つペースは異なりますので、ゆるやかにでも身長や体重が増加していれば、離乳食の量は足りているというサインになりますよ♪
ですが、こういった数字の変化を見ていると、しっかりと範囲内に収まっているかなどが気になってしまいますよね。
我が子も離乳食から2歳頃まで、かなり気分によって食べるものや食べる量が左右され、イライラしたり、頭を抱える時期もありました。
私の周りでも全然食べてくれないと悩むママや、反対にたくさん食べ過ぎて心配という声など、本当にさまざまな悩みを聞きました。
大人が悩みながら、難しい顔をして「決められた通り食べさせなきゃ!」と赤ちゃんの食事を手伝っていると、赤ちゃんにも不安が伝わってしまいます。
大切なことは、目の前にいるその子の発達の経過を見ることですので、あくまで発達曲線は目安としてみるようにしてくださいね。
離乳食が足りないと泣く子には何を足す?
離乳食を食べている様子を見ていると、何だかまだ食べたそうにしているなと感じるときもありますよね。
離乳食が足りない赤ちゃんには、まずはを主食となるご飯やお粥などを少しおかわりしてみましょう。
もしくは、離乳食ではなく、おっぱいやミルクでお腹を満たすのも方法です。
赤ちゃんの胃は小さく、一度にたくさんの量を食べることはできません。食べ過ぎてしまうと下痢や嘔吐の原因になることもありますので、注意してくださいね。
お子さんが1歳を過ぎていて何を足すか迷う場合には、おやつの時間におにぎりやお粥、イモ類など、腹持ちのいい食材を選んで食べてもらうのもおすすめです。
本来、子どものおやつは食事で足りない栄養を補うために食べるものです。
我が子の保育園のおやつは、カップケーキやクッキーなども出ますが、うどんやおにぎりなどが出ることも多いです。
食事が足りないときに、何を足すか選ぶときには「おやつは栄養補給」という視点で食材を探してみましょう。
まとめ
- 赤ちゃんが離乳食のタイミングで泣く原因は、食事量が足りないからだけではない
- 離乳食の食材や味が物足りないことや食べることに疲れたことで泣くことがある
- 眠い時や遊びたい時、赤ちゃんのご機嫌がななめのときも離乳食を食べている間に泣くことがあるので、赤ちゃんの様子をよく見てあげることが大切
- 離乳食が足りないかを確認したい時には発達曲線や体重変化を見ると良い
- 離乳食が足りない赤ちゃんには、まずはご飯やお粥を少しおかわりしてみて、それでも足りない場合にはおっぱいやミルクをあげると良い
- お子さんが1歳を過ぎていて何を足すか迷う場合には、おやつの時間におにぎりやお粥、イモ類など、腹持ちのいい食材を選んで食べてもらうのもおすすめ
離乳食で子どもが泣く理由はさまざまで、同じ子でも日によって泣く理由は異なりますので、そのときの子どもの様子を見ながら、いろいろ試してみるのがおすすめです。
赤ちゃんにとっても、ママにとっても、離乳食は初めて出来事。
トライアンドエラーを繰り返しながら、大人も子どもも気負わずに離乳食を進められるといいですね。
毎回離乳食を作っても結局足りなくて泣いてしまう…。でもこれ以上食べさせてあげるものない…。と毎日お困りのあなた。
この「かんたんフリージング離乳食・幼児食」の本の通りに作って冷凍しておけば、必要な時に解凍するだけでとっても美味しい離乳食をすぐに出してあげることができます♪
簡単で美味しいとSNSでも話題!レシピが、なんと200以上も載っているのでとってもおすすめですよ。
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