酸っぱくてしょっぱい昔ながらの梅干しが食べたい！近所のスーパーにも売っているかな？
梅干しと言えば、酸っぱくてしょっぱい昔ながらの梅干しが好き！という方、結構いますよね。
そして、最近は健康ブームもあって、無添加やオーガニックなど素材にこだわった商品を買い求める人も増えてきています。
昔ながらの梅干しは、塩のみで漬けられた無添加の体に優しい梅干しですが、現在では添加物の入った「調味梅干し」が主流となってきています。
私も塩のみで漬けられた酸っぱーい梅干し、よくおばあちゃんのお家で食べていて大好きだったのでまた食べたい！と思っていたのですがスーパーで見つけることができませんでした。
しかし調べてみたところスーパーにもいくつか取り扱いがあるようですので紹介していきます♪
また、調味梅干しとの見分け方も詳しく解説していきますので最後まで読んでみてくださいね。
無添加の梅干しはスーパーに売ってる?
私も無添加の梅干しを探しているんだけど、家の近くのスーパーには売っていなかったんだよね…。
昔ながらの無添加の梅干しは、スーパーでは取り扱いが少ないのが現状です。
種類は少ないですが、スーパーでも販売している無添加梅干しはありますので紹介してきますね♪
- 成城石井「濱田 香壌栽培梅干」
- 関東や関西にお住まいなら、スーパー「ライフ 」の「天日白干し梅」
「白干し梅」というのは、昔ながらの塩のみで漬けられた無添加の梅干しのことです。
無添加の梅干しは種類が少ないので、近所のスーパーに売っているとは限りません。見つけるのが難しい場合はネット通販もおすすめですよ！
スーパーにはあまり売っていない無添加梅干し!その理由は?
上でも述べた通り、現在主流になっている梅干しは「調味梅干し」というもので、昔ながらの梅干しはあまりスーパーに並んでいません。
無添加梅干しがスーパーに並ばない理由の一つは、ずばり減塩志向だからです！
昔ながらの梅干しは塩分量が約20％と言われています。
最近は減塩食が推奨されていますし、塩分のとりすぎは体に良くないですよね。
そして、若い世代は酸っぱい梅が苦手です。塩分が多く酸っぱくてしょっぱい梅干しはあまり受け入れられないんです。
そのため、甘い味付けの梅干しが主流となったんですね。
昔ながらの梅干しが好きな方にとっては、酸っぱさやしょっぱさが物足りないと感じる方も多いのではないでしょうか？
私は酸っぱいものが好きだから、甘い梅干しは物足りないなぁ。
「調味梅干し」は甘さを加える添加物が多く含まれています。
最近では添加物を気にして買い物をされる方も多いですし、安心安全な無添加の商品を選びたいですね！
無添加梅干しと調味梅干しの違い
「調味梅干し」は塩以外で味付けされた梅干しらしいけど、他には何が違うの？
調味梅干しと昔ながらの梅干しは、食品添加物が入っているかどうかが違うんだよ♪
「調味梅干し」には添加物が多く含まれています。色を良くする発色剤や着色料、甘さを与えるスクラロース、そして保存料。
昔ながらの梅干しに添加物が入っていない理由は、高い塩分量のおかげです。この塩分が保存料の役割を果たし、腐敗を防いでくれているのです。
しかし最近の梅干しは甘い。その理由は甘みを加える添加物もそうですが、「調味梅干し」は加工過程で塩で漬けた梅干しを、一度水につけて洗い流します。
その際に塩は水に流れていき、しょっぱさが緩和されるということです。
昔ながらの梅干しの塩分量は約20％と言われていますが、今では塩分が10％以下の梅干しが一般的ですね。
実は梅干しの塩を洗い流す工程で、栄養素も抜けているんです！
梅干しの代表的な栄養素として、クエン酸というものがありますが、クエン酸は水に溶ける性質を持っているため、梅干しを水で洗ってしまうと塩と一緒に流れてしまいます。
「調味梅干し」は無添加の梅干しの2分の1程度しかクエン酸が含まれていない、なんていうデータもあるんですよ。
無添加の梅干しと添加物入り梅干しの見分け方
みなさんは、お買い物をする時パッケージにばかり目が行っていませんか？
無添加の梅干しなのか、添加物の入った梅干しなのかは裏面の【名称】と【原材料名】から確認することができますよ。
昔ながらの無添加の梅干しの場合は【名称】が「梅干し」となっており、【原材料名】は「梅、塩」と表記されています。
梅干しに色を付ける際に、赤紫蘇を使う事があります。そのため、「赤紫蘇」の記載がある商品もあります。
調味梅干しの場合は、【名称】が「調味梅干し」となっており、【原材料名】には様々な添加物が表記されています。
添加物の一部を書くと、「スクラロース」や「アミノ酸」などの記載があるはずですよ。
商品はいつもパッケージをみて買っていたよ！パッケージに無添加と書いてあれば安心と思っているけど…？
ちょっと待って！パッケージに無添加と書いてあっても、実際は無添加じゃない場合がありますよ！
今でこそ無添加という表示の規制が厳格化されましたが、最近までは、添加物の一部を使用していないだけで「無添加」を謳った商品がお店に並んでいました。
例えば「化学調味料無添加」と書いてあるとしましょう。
しかし裏面の【原材料名】を確認すると、確かに化学調味料は入っていないけど、「たん白加水分解物」などの人工的に作られた調味料が入っていたりするんです。
無添加だけじゃなく無農薬にもこだわるならこのマークをチェック!
梅干しは、梅の実を育てる過程で農薬が使用されている場合があります。
無添加の他に、無農薬にもこだわるのであれば、オーガニック（有機栽培)JASマークのついた商品を買うようにしましょう！
有機JASマークのついた梅は、農薬や化学肥料を一切使用せず、自然栽培されています。
梅干しは皮ごと食べるもの。無農薬であればより安心して食べることができますね。
無農薬の梅干しもあるんだ！それは知らなかったな～
体に優しいものが食べたい！という方、多いですからね。無添加だけじゃなく、無農薬にもこだわるならJASマークをチェックしてみてくださいね！
無添加の梅干しにもはちみつ漬けはある?
酸っぱさとしょっぱさが特徴の昔ながらの梅干し。しかし、小さなお子様や若い方などは、酸っぱいものが苦手という方が多いのではないでしょうか？
できるなら体のことも考えて無添加のものがいいけど…。無添加のはちみつ漬けの梅干しって売っているのかな？
私も酸っぱい梅干しはちょっぴり苦手！はちみつ漬けのものがいいな～♪
無添加の梅干しにも、はちみつ漬けや減塩の商品ももちろんありますよ。
酸っぱいものが苦手、塩分の高いものはちょっと…という消費者のニーズに答えた無添加の梅干しが増えてきています。
これなら、子供からお年寄りまで、安心して召し上がっていただくことができますね。
ただ、スーパーには取り扱いが少ないのが現状です。無添加のはちみつ漬け梅干しや減塩梅干しを探すなら、ネット通販がおすすめです！
まとめ
- 昔ながらの酸っぱくてしょっぱい無添加の梅干しはスーパーにも売っています！
- しかし種類が少ないのが現状です。無添加の梅干しは塩分の高さや、酸っぱいものが苦手という人が増えたため、あまりスーパーには並んでいません。
- 昔ながらの無添加梅干しと「調味梅干し」との差は、添加物が入っているかどうかだけでなく、栄養にも差があります。
- 無添加梅干しと「調味梅干し」の見分け方は、裏面の【名称】と【原材料名】から確認することができます！
- 無添加だけでなく、無農薬にもこだわるならJASマークの付いた梅干しがおすすめ！
- 無添加の梅干しにも、甘いはちみつ漬けや減塩の商品があります！ただしスーパーにはあまり売っていませんから、ネット通販で探してみてくださいね！
そのままご飯につけて食べる以外にも、味付けなど様々な料理に活用できる万能な食材である梅干し。
歴史が長く、日本人にはなじみの深い梅干しは、多くの人から愛されています。
無添加の梅干しは高塩分ですから、安心安全だからと言っても食べすぎは厳禁です。食べすぎに注意して、美味しく梅干しをいただきましょう！
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