パートナーの転勤が決まった!
転勤先に一緒についていくべき?それともついていかず別々に暮らすべき?
住環境や今の仕事はもちろん、自分のキャリアや二人の将来のことを考えると、大きな決断。
後悔しないように納得した上で選択したいですよね。
一緒に暮らしたいのはもちろんだけれど、今の仕事も続けたい
今回は転勤についていくことで後悔する場合の理由をご紹介します。
また、ついていく場合に仕事をどうするのかという点や、ついていくか悩んだ時に考えるポイントについてご紹介します!
転勤についていくべきか、いかないべきか、この選択には正解はありません。
後悔しないためには、どちらの未来も想像し、考え抜いた上で決断することが重要だと思います。
ぜひ考える際のひとつの参考にしてください!
転勤についていくことで後悔する理由
転勤についていきたい気持ちはあるけど、いつか後悔したらどうしよう
この記事を読んでいるあなたは、後悔するかもしれないという可能性をどこかで感じているのだと思います。
実際、転勤についていくことで後悔したという声も見受けられました。
多くの人が後悔するポイントをいくつか紹介します!
人間関係が希薄になり、孤独を感じやすい
転勤についていくことで後悔する理由で一番多かったのは、人間関係が希薄になり、孤独を感じるということでした。
引っ越してしばらくは、知らない土地で、知り合いもいない中生活していかなくてはなりません。
話し相手がパートナーしかおらず、仕事に行っている間は誰とも話せないということにストレスを感じる人もいるようです。
誰とも会わずひとりで過ごしていると、どうしても寂しさや孤独を感じたり、ホームシックになってしまったりしがちです。
これについてはそれぞれの性格によっても感じ方が違うので、自分がどういう状況で不安やストレスを感じるのか考えてみるのがいいでしょう。
一人暮らし歴が長いなど、ひとりで過ごすのがそれほど苦ではないという人もいると思います。
私はどちらかというとひとりが好きなタイプです
しかし、友達と定期的に出かけたり、ご飯を一緒に食べたりなど、生活する上で人間関係を特に大切にしたい人にとっては、苦しい状況になるでしょう。
知らない土地に引っ越して、パートナー以外に頼れる人がいないという状況になった時自分はどう感じるのかということを想像してみるといいかもしれません。
新たにコミュニティや友達をつくるのが大変
新たにコミュニティを見つけたり、友達を作ったりするのが苦手で後悔したという人もいるようです。
大人になった今、新たに友達をつくるのは、学生時代よりもハードルが高く感じますよね。
自分に合った友達やコミュニティがすぐに見つかればいいですが、探している間で孤独を感じてしまうということもあると思います。
また、いわゆる転勤族の場合、せっかく友達ができたのに、また引っ越ししなければならないということも。
毎回毎回新しい場所で友達を作るの、正直めんどくさい…。
そんな人は転勤についていくことで後悔するという可能性も考えられます。
家族や友達と離れてしまう
今地元に住んでいる場合などは、転勤についていくことで家族や地元の友達と離れてしまうことで後悔する可能性もあります。
友達はもちろん、特に家族はかけがえのない存在です。
できるだけ家族と一緒にいる時間をつくりたい!
家族に何かあった際にできるだけはやく駆けつけられる状態でいたい!
そのように考えている人もいるでしょう。
私は一人っ子ということもあり、大学を卒業してからは少し実家に近いところに住むことを選びました。
実家の家族も、パートナーもどちらも大切な存在。
人生で何を大切にしたいのか、代替案はないのかなど、冷静に考えることが大切です!
頻繁に引っ越しをするのが面倒
何度も何度も引っ越しをするのが面倒で後悔したという声もありました。
転勤となるとついてくる引っ越しの問題。
例え荷物が少なかったとしても労力がかかることですし、家具や荷物が多いという人はなおさら大変です。
私はどちらかというと物が多い方なので、引っ越しの際は毎回大変な思いをしました。
もうできる限り引っ越しはしたくないというのが本音です
居心地の良い住環境を大切にしたい。あまり住む環境をコロコロ変えたくないという人にとっては、転勤はストレスになるでしょう。
しかし、これについてはいろんな意見があります。
引っ越しの度に断捨離ができるから、物が増えすぎなくていいという人も。
また、ミニマリストで物を持たない暮らしが心地良いので引っ越しがあまり苦にならないという人もいました。
人それぞれ感じ方が違うと思うので、自分はどう感じるかを想像してみてくださいね!
新しい土地に馴染むのに時間がかかる
慣れ親しんだ土地を離れて、新天地に馴染むのに時間がかかった時に後悔を感じる人もいます。
毎日何気なく通る道や、普段使う勝手がわかったスーパー、何かあったら駆け込むかかりつけの病院。
普段当たり前になってしまっていても、慣れた土地ならではの便利さや安心感があると思います。
新たな土地に引っ越すとなると、これらを一から知っていくことが必要です。
ゴミ出しの曜日や、スーパーの場所、美容院など、些細なことでも全てリセットされるのは思ったより大変です。
私も初めての引っ越しのあとすぐにインフルエンザにかかり、病院事情がわからずとても苦労しました…。
また、引っ越す場所によっては気候が全然違ったりして、生活スタイルがガラッと変わることもあります。
これらの変化を新しい経験として楽しめる人もいると思いますが、ストレスに感じるという人も多いでしょう。
転勤についていく場合の仕事は意外と色んな選択肢がある
今働いている人の場合、転職についていくかどうか考える際に一番気になるのは仕事のことだと思います。
転職についていくなら今の仕事は続けられない?
もし転職についていくことにしたとしても、必ずしも仕事をやめなければならない、非正規雇用になってしまうというわけではありません。
自分が望む働き方ができるよう、色んな方法を探ってみてください!
今の会社で続けられるか相談する
せっかく頑張ってきたから今の会社をやめたくない!
そんな人は、まずは今の会社をそのまま続けられないか相談をしてみるのがいいでしょう。
全国に展開している大企業や、リモートでも仕事が可能な企業の場合、働き方や場所を変えてそのまま続けるということも可能な場合があります。
また、転職期間が決まっていて復職ができる場合は、休職扱いにできることもあるようです。
いずれにせよ会社の協力が必要なので、早めに相談するのが良さそうです!
転職をする
思い切って転職をするというのも選択肢としてあるでしょう。
もう少しパートナーや家族と過ごす時間を作りたい、家庭のことに割く時間を増やしたいなどと考えている場合、働き方を見直す良いきっかけにもなるかもしれません。
ただし、いつまた転勤になり辞めるかわからないなどの理由で、採用されにくいということもあるようです。
理解がある会社ばかりではないんですね…。
どこでも通用するスキルや資格を持っておくと、比較的転職もしやすいと思います。
在宅ワークをする
場所を問わずにできる仕事を始めるというのもおすすめです。
ライティングやwebデザイン、動画制作、翻訳など、パソコンひとつで在宅でもできる仕事はたくさんあります。
何かスキルを持っている場合はそれを仕事にしていくというのもいいでしょう。
スキルを持っていないという場合にも、スクールに入っていちから学こともできます。
今後も何度も転勤があることがわかっている場合などは、こういった仕事を持っておくといいかもしれません。
その土地でしかできないことをする
一般的には、転職についていくと自分のやりたい仕事がしづらくなるイメージがありますが、転職がきっかけで自分に合った仕事が見つかることもあります。
例えば、海外転勤の場合、現地で日本にはないブランドとの販売契約を取り付けて、帰国後に日本で販売することで大成功を収めた人もいるようです。
そんなに大きなことでなくても、転勤中に語学を身につけて帰国後の仕事に役立てたり、日本で教える仕事をしたり、今のキャリアを手放したとしても色んな選択肢があります。
日本国内の転勤であっても、各地で郷土料理を教わり、それを元に料理教室を開いた人や、あちこちに住んだ経験をコラムニストとして活かしている人もいます。
アイデア次第で転勤をチャンスにすることもできそう!
転職についていきたいという気持ちがある人は、こういった視点で考えてみることで新たな可能性が広がりそうですね!
転勤についていくかいかないか迷った時の考え方
同じ境遇の人は、どのように考えているんだろう?
転勤についていくかいかないか、この問いに答えはありませんし、実際どうなるかは選択してみないとわかりません。
しかし、後悔しないためには、考える際に意識すると良いポイントがあるようです。
後悔していない人の迷った時の考え方を紹介するので、参考にしてみてください。
メリットとデメリットを把握し、両方の未来を想像する
実際のことは選択してみないとわかりませんが、しっかりと情報収集をすることで未来を想像してみることはできます。
転勤についていく場合のデメリットは先に説明しましたが、ついていくことにももちろんメリットはありますし、逆についていかないことのデメリットもあるでしょう。
どんな選択をしても良い面悪い面があるので、それをいかに把握した上で考えられるかが重要になります。
色んな情報や体験談を調べて、自分がもしその状況になったらどう感じるかを想像してみてください!
このタイミングで今の仕事を手放したら、いつか後悔しそうだな、、!
そうすることで納得感を持って決断できるだけでなく、後悔しないための対策や代替案が見つかることもあるでしょう。
パートナーと二人の問題として話し合う
転勤についていくかどうかは、あなたとパートナー二人の問題なので、ひとりで抱え込まず話し合うことが必要です。
結婚している場合や、子供がいる、もしくは今後子供を持つ予定がある場合などは、特に、個人の問題だけではなくなってくるので、よく話し合うのがいいでしょう。
その際におすすめなのは、「逆の立場ならどう考えるか」とお互いの立場に立って考えてみることです。
もし逆の立場なら、あなたならどうすると思う?
友達や身内の客観的な意見も聞く
当事者だけで考えているとどうしても視野が狭くなったり感情的になったりしがちなので、友達や身内から客観的な意見をもらうのも有効でしょう。
人となりや二人の状況を知った上で、第三者目線で落ち着いた意見をくれる人がいれば、とても参考になると思います。
また、実際に同じような転勤を経験していたり、結婚や子育てなどを経験した人に相談すれば、建設的なアドバイスがもらえるかもしれません。
ぜひいろんな人の意見も参考にしながら考えてみてください!
自分が決断したと思えれば後悔しない
人生の選択において、あとで後悔しないための一番のポイントは「自分で決断した」と思えるかどうかだと思います。
きっかけはパートナーの辞令だとしても、転勤についていくかいかないかを決めるのは自分自身の決断です。
ついていく場合は、そうするしかないからよりも、パートナーや家族と一緒に過ごすことを最優先にするためについていくことにしたと考える方が、後悔する可能性が低いでしょう。
ついていかない場合も、仕事や生活環境など、自分自身の中に大事にしたいものを優先した結果としての決断の方が、もし失敗したとしても人のせいにしなくてすみます。
自分が人生において大切にしたいものを見極め、状況や誰かの声ではなく自分で決断したと思えれば、後悔することはきっとないでしょう!
まとめ
- 転勤についていくことで後悔する理由は人間関係の変化や希薄化が一番多い
- 他にも、引っ越しをするのが大変だったり新天地に馴染むのに苦労したりして後悔することもある
- 転勤についていく場合も、会社によってはそのまま仕事を続けられる可能性もある
- 思い切って転職したり、在宅でできる仕事を探すのも選択肢のひとつ
- その土地でしかできないことをしてチャンスに変える人もいる
- 転勤についていくか迷った時は、しっかり情報収集をし、話し合った上で決断する
今回は転勤についていく場合に後悔する理由と、仕事の選択肢、また迷った時の考え方をご紹介しました。
この記事を読んでくださった方が後悔のない選択ができることを願っています!
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