消費税の増税や物価の高騰で、日々の家計管理はどんどん大変になってきましたね…。
気になる「光熱費」を抑えるのに効果的なのが、外気温を遮断してくれる「断熱カーテン」です!
ですが、実は冬の断熱カーテンの使い方を間違えると断熱カーテンの効果がなしになってしまい、逆に部屋が寒くなってしまうんです。
冬は部屋の温度を上げたいのに、逆に下がってしまったら、断熱カーテンの意味がないですよね?
部屋を快適な温度にしたいのに、断熱カーテンの効果がなしってこと?!
そこで、断熱カーテンが効果なしになってしまう使い方や、夏も冬も快適に過ごせる使い方ついて解説していきます!
断熱カーテンで、家のなかをより過ごしやすく快適に、そして省エネになるように、ぜひ参考にしてください♪
冬は暖房をつけても寒く、夏はクーラーをつけても涼しくない、そんなお部屋の悩みありませんか?
もっとおうちを快適に、そして省エネなお部屋にしてみましょう!
高い断熱性のカーテンに変えれば、冷暖房の効果アップで快適なお部屋になりますよ。
断熱カーテンが効果なしにならないようにする使い方
断熱カーテンを、冬でも日当たりのいい南向きや西側の窓に設置すると、効果がなしになったり、逆効果になったりします。
どうして日当たりのいい窓に断熱カーテンを使うと、効果がなしになるの?
冬でも暖かい日差しが入る南向きや西側の窓は、寒い部屋を暖かくしてくれる大変有能な助っ人になります!
冬の心地よい暖かさの日が差し込む窓際で、日向ぼっこすると気持ちいいですよね。
しかし、そこに断熱カーテンを設置してしまうと、せっかく入ってくる暖かい日差しが遮断されて、部屋が暖まりません。
太陽光で部屋が暖かくなるところを断熱カーテンが暖かさを防いでしまうので、冬の断熱カーテンとしては「逆効果」になります。
断熱カーテンを設置することで、日向ぼっこする心地よい日差しがなくなったら、部屋を暖める力を失っている感じがしますよね?
それでは、断熱カーテンの「効果がなし」とならないために、設置方法を確認してみましょう。
レースカーテンを夏と冬で使い分ける
断熱カーテンが逆効果になる、夏は暑いが冬は心地よい暖かさになる窓には、レースカーテンを夏と冬で使い分けるのがおすすめです。
夏の日中は暑いので、断熱のレースカーテンで暑さ対策をします。
夏の夜はクーラーの涼しい空気が外に逃げないよう、温度を一定に保つ保温率の高い断熱カーテンを使いましょう。
そして冬は、断熱でない普通のレースカーテンに変えてみましょう。
冬の日中には太陽の暖かさをしっかり部屋に取り込み、冬の夜には断熱カーテンを閉めて防寒対策ができます。
レースカーテンだけなら収納場所も小さくて済みますし、1枚のレースカーテンを使い続けるよりもカーテンが長持ちします。
断熱カーテンを設置する際にはすき間をつくらない
断熱カーテンの効果をなしにしてしまう使う時として、カーテンのすき間に関する注意点が3つあります。
カーテンにすき間があると、そこから部屋の温度が変わってしまいます。
部屋の温度が一定に保てないと、断熱カーテンの効果としてはなし、意味がないものになってしまいます。
つい雑になりがちなカーテンの開け閉めですが、カーテンのすき間に注意してカーテンの開け閉めを意識してみましょう!
もし、断熱カーテンを設置しているのに足元が寒いのであれば、もしかするとカーテンの長さが足りないのかもしれません。
窓全体を覆えるようにカーテンの長さは大きめで広めに作ると、よりすき間ができにくくなって断熱効果が増します。
そして、断熱カーテンの暖かみを視覚的に使うこともできるので、次はおすすめの色の系統を紹介します!
断熱カーテンは暖色系の色を選ぶと暖かさを感じる
断熱カーテンを選ぶとき、生地はひだの多いドレープカーテンで、色は温かみのある暖色系を選ぶといいですね。
ひだの多いドレープカーテンは、ひだの間に空気の層が無数にできるので、より冷気を部屋に通しにくくなります!
ドレープ(ひだ)の数が多ければ多い方が断熱効果が上がります。
もし、カーテンのシワが気になるようであれば、シワになりにくいポリエステルのカーテンにしましょう。
カーテンの色はお部屋のイメージに合った好みの色でも大丈夫ですが、暖色系のオレンジやベージュなどの色を選ぶと視覚的に暖かさを感じることができます。
逆に、夏に模様替えするときは、寒色系の色のカーテンにすると涼しさを感じやすくなりますよ!
冬は暖房をつけても寒く、夏はクーラーをつけても涼しくない、そんなお部屋の悩みありませんか?
もっとおうちを快適に、そして省エネなお部屋にしてみましょう!
高い断熱性のカーテンに変えれば、冷暖房の効果アップで快適なお部屋になりますよ。
断熱カーテンをより効果的に冬に活用する方法!
断熱カーテンのすき間に注意すれば、冬も断熱カーテンだけで効果が実感できますが、より効果的に使うには5つ方法があります!
冬に断熱カーテンをより効果的に使うと、冬場の悩みの種「窓の結露」を防ぐこともできます。
冬の部屋の温度と外の冷気の温度差で発生する結露ですが、断熱カーテンを使うことで温度差が縮まって結露しにくくなりますよ!
結露はそのままにしておくとニオイの原因や、カビの発生の原因になるので、冬場はできるだけ結露を防ぎたいですね。
断熱カーテンにして結露を抑えることで、窓際の嫌なニオイが防いでカビ対策にもなって、結露のふき取り掃除も減らすこともできます。
それでは、冬に断熱カーテンをより効果的に使う方法を確認していきましょう!
5つとも実践すれば、冬に外からの冷気は入りにくく結露も防げて、かなり効果を実感できます。
冬の使い方としては注意点でもお伝えしたとおり、カーテンのすき間をいかに少なくするかがカギになりますね。
それでは、より効果的に断熱カーテンを使う方法を解説していきますね!
レースカーテンを一緒に使う
レースのカーテンを一緒に使うことで、空気の層をより厚くできるので効果的です。
窓とカーテンの間に空気の層を作ると、外気と部屋の空気が直接交わるのを防ぐことができるので、より保温効果が上がります。
一般的なレースのカーテンでも、1枚増やすとある程度効果がありますよ。
しかし、もし増やすなら、断熱レースカーテンを使うと、より保温効果がアップするのでおすすめです!
断熱カーテンと断熱レースカーテンの2層で、より外の冷気を防ぐことができます!
窓に断熱フィルムを貼る
窓自体に断熱フィルムを貼って、できるだけ部屋の空気を冷気に触れないようにする方法です。
断熱カーテンより、断熱フィルムから冷気対策として挑戦している人もいるのではないでしょうか。
断熱フィルムはホームセンターでも取り扱っていますし、比較的安く買うことができます。
自分で簡単に貼ることができる商品もあるので、ぜひ買い足して保温効果を上げてみてください!
ただし、断熱フィルムは窓の種類によって、貼れない商品もあるので注意してください。
最近では、すりガラスや凹凸のあるガラスに対応した断熱フィルムもあるので、断熱フィルムの取扱説明書をよく読んでくださいね。
窓から冷気を感じる距離がグッと短くなって、窓に近づかないと冷気を感じなくなりました!
窓の断熱フィルムだけでも効果を感じることができるので、個人的におすすめです。
カーテンレールカバーをつける
どうしてもできてしまうカーテンレールのすき間を、最小限にしてくれるのがカーテンレールカバーです!
カーテンレールカバーをつけることで、カーテンレールの上や横から漏れていた空気を防ぐことができるので、より保温効果を発揮します!
後付けのカーテンレールカバーの売られているので、今使っているカーテンレールに取り付けるだけでできる商品もあります。
工事などの必要なく、自分で取り付けできるカーテンレールカバーも売られているので、チェックしてみてください♪
断熱カーテンライナーをつける
断熱カーテンライナーを床に余るほどの長さで設置すれば、窓から逃げる熱を防ぐことができます。
断熱カーテンライナーとは、カーテンレールに取り付けることができる断熱シートです。
私は今まで断熱カーテンに断熱レースカーテン以上の防寒対策はもうないかなと思っていたのですが、さらに足すことができるアイテムになります。
カーテンの上から取り付けることができるので、季節ごとのカーテンの付け替えがいりません。
窓と断熱カーテンの間に設置すれば、カーテンのすき間が埋まり、断熱の効果がアップします!
しかし、床にひきずるくらいの長さで設置するため、部屋の見栄えが少し悪くなるのが欠点です。
寝室のように、来客が入らず人目につきにくい部屋に取り付けるのが良いでしょう。
断熱ガラスに変える
窓ガラスを断熱効果の高い「複層ガラス」に変えることで、断熱性を高めることができます!
さらに、ガラスが層になっているので、外に漏れる音も外からの防音も防ぐ「防音効果」も期待できます。
しかし、窓ガラスの交換は素人ではできない作業なので、業者に交換を依頼することになります。
費用がかかる方法になるので、窓ガラスの交換はハードルは高めになります。
断熱カーテンの効果を夏にも活用する!
夏にも断熱カーテンが効果的なのは、窓から侵入する熱を防いで部屋の涼しさを保つことができるからです!
マンションの高層階の窓や、南や西向きの大きな窓は、夏にはギラギラと強い日差しが入り、部屋のお温度をどんどん上げてしまいます。
窓から入ってくる夏の暑い日差し、カーテンで何とかできないかしら?
そんなお部屋や窓には、断熱カーテンやレースカーテンも、断熱効果が高いものを選んで設置しましょう。
夏の日中は断熱カーテンを閉めて部屋に入り込む日差しを遮り、クーラーの涼しい空気が暖められないように対策できます。
昼間にカーテンを閉めるのは嫌だなと思う方は、日差しが一番強くなる12時~16時の間だけ断熱カーテンを閉めても効果がありますよ。
また、日中出かけている間も断熱カーテンを閉めて外出すると、帰ってきた後の部屋の暑さがやわらぎます。
断熱カーテンは冬だけでなく、夏の暑い日差しを防いで部屋の温度を涼しく保ってくれるので、電気代の節約にもなりますね!
夏に断熱カーテンを活用するメリット3選
夏に断熱カーテンを利用すると、メリットが3つあります。
ひとつずつ解説していくので、参考にしてみてくださいね!
<部屋に入った直後から過ごしやすくなる>
断熱カーテンを閉めて外出するれば、部屋の温度上昇が防がれて、また冷房をつけると快適な温度に下がりやすくなります。
冷房を切って外出して帰ってくると戻ってくる頃には快適さが失われていることって、ありますよね?
私も真夏に外出して、家に帰ってきた時に家が蒸し風呂のような状態になっていると、家に帰りたくなくなりますね(笑)
真夏に、蒸し風呂のような温度から一気に温度を下げようとすると電気の消費量は一気に上がってしまいます。
消費電力を抑えるためにも、部屋の温度を上げないようにする工夫が大事になります!
<ぐっすり眠りやすくなる>
断熱カーテンをつけておくと、夜間の暑い空気も防ぐので、部屋の涼しい空気をより長く保つことができます。
冷房を寝る直前までつけて、タイマーで切れるようにしても、部屋の温度が上がると起きてしまうことがあります。
夏に汗だくで起きてまた冷房をつけたり、冬も寒くて布団から起きてまた暖房をつけたりする、なんてことが軽減されます。
寝ている間の熱中症の対策にもなりますし、暑くて寝付けず睡眠不足になることも防ぐことができます。
<朝早い日差しを防いで眠りを邪魔しなくなる>
断熱カーテンは、高密度に繊維が織り込まれているので、室内外の光を通しにくくする効果があります。
夏は日の出が早いので、朝の眩しい日差しで思った時間より早く起きてしまうということが、夏にはよくあります。
断熱カーテンの遮光効果で、起きたい時間に起きれるように、外からの太陽の光を遮ってくれます。
また、夜間の部屋の光漏れも防いでくれるので、プライバシーを守りたいときにも役に立ちます。
カーテンで夏に気になる紫外線対策ができる
レースカーテンに紫外線カットのものを選ぶと、カーテンを閉めただけで部屋に入ってくる紫外線を防ぐことができます。
夏は強い日差しで暑さも気になりますが、夏の紫外線も気になりますよね!
紫外線カットのレースカーテンは、カーテンに光沢糸などを織り込んで、紫外線を反射させます。
屋外の紫外線を100%とすると、窓ガラス越しに入ってくる紫外線は80%で、ほとんどの紫外線が部屋のなかに侵入してきます。
曇りの日は日差しが和らぐので紫外線が少ないように感じますが、実際は晴れの日とあまり変わりません。
紫外線カット率は70~90%で、光を取り込みつつも、紫外線はカットしてくれるので、部屋が暗くならないのも特徴です。
レースカーテンなら、価格も断熱カーテンほど高くなく、汚れたら自宅で洗濯できるるので嬉しいですよね。
レースカーテンはコスパもよく、清潔に長く使えるアイテムです!
<紫外線カットのレースカーテンのメリット>
紫外線カットのメリットは、人の日焼けだけでなく、家具の日焼けや劣化の防止になることです。
断熱や紫外線カットの効果のあるものとして、窓ガラスやシートもあります。
窓ガラスを紫外線カットにすると工事が必要になりますし、シートはデザインが少なくお部屋のイメージと合わないこともあります。
カーテンならお部屋のイメージに合わせてレースカーテンを選ぶことができるのも嬉しいですね♪
まとめ
- 断熱カーテンを冬でも日当たりの良い窓に設置すると、保温効果がなしになったり、逆に部屋が寒くなったりする
- 冬に心地よい日差しが入る窓は、夏と冬でレースカーテンを使い分けるといい
- 断熱カーテンは「窓をしっかり覆う」「左右のカーテンを重ねて閉める」「カーテンは床につく長さにする」に注意する
- 断熱カーテンのポイントは、生地はひだが多いドレープカーテンで、色は暖かみのある暖色系を選ぶと良い
- カーテンと窓にすき間があると断熱カーテンの効果がなしになってしまうので、すき間に注意してカーテンの開け閉めをする
- 断熱カーテンは「レースカーテンを併用する」「窓に断熱フィルムを貼る」「カーテンレールカバーをつける」と効果的である
- 夏に断熱カーテンを活用する時は、12時~16時に断熱カーテンを閉めておくと効果的である
- 夏の断熱カーテンは「入室から快適に過ごせる」「眠りやすい」「朝の日差しを防いで眠りの邪魔しない」のメリットがある
断熱カーテンを設置する窓の方角によって、冬には保温効果がなしになったり、逆効果になることがわかりました。
窓の方角や、季節によって変わる日の入り方で、断熱カーテンの使い方を変えてみるといいかもしれませんね。
また、夏にも断熱カーテンの効果で、部屋の温度を快適に保つことができるので寝苦しい夜に、断熱カーテンが一役買ってくれそうです!
光熱費の削減に断熱カーテンを取り入れて、快適なお部屋づくりをしてみてはいかがでしょうか。
冬は暖房をつけても寒く、夏はクーラーをつけても涼しくない、そんなお部屋の悩みありませんか?
もっとおうちを快適に、そして省エネなお部屋にしてみましょう!
高い断熱性のカーテンに変えれば、冷暖房の効果アップで快適なお部屋になりますよ。
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