最近お母さんに手伝いして欲しいって言われるんだけど、世の中の高校生はどれくらいしているんだろう?
学校にバイトに毎日忙しいから、手伝いをするのが当たり前って言われるとちょっと辛いな
家庭での手伝い事情に悩んだことがある高校生もいると思います。
今回は、高校生が家庭で手伝いをするのは当たり前なのかということについて調査してみました。
また、手伝いについて世の中のお母さんはどう考えているのか、どんな手伝いができるのかも紹介していきます。
何かと忙しい現代社会。
誰かがするのが当たり前になることでついつい負担が偏り、ケンカになってしまうこともありますよね。
お互いの状況や思いを理解することうまくいくこともあるかもしれません。
ぜひ最後まで読んでみてください!
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自分と相手の個性を深く知ることで適切な関わり方がわかり、人間関係のストレスが減っていくでしょう。
高校生が手伝いをするのは当たり前?
高校生が家事の手伝いをするのは当たり前なのかということについて、ネットで調べてみると、結論、それぞれの家庭の状況により様々だということがわかりました。
平成22年の内閣府政策統括官が行った第4回非行原因に関する総合的研究調査の結果を調べてみました。
すると、「決まった家事の手伝いがある」と答えた高校生は22.1%、決まったものはないが時々手伝うと答えたのは50.1%でした。
また、手伝いをする割合は小学生、中学生、高校生と年齢が上がるにつれて下がるということがわかりました。
年齢が上がるにつれ学校の時間が長くなったり、部活やバイトなどで忙しくなったりして家にいる時間が短くなるからかもしれませんね。
何かしらの手伝いをしている人は7割程度いるという結果でした。
現在は核家族で共働きという家庭も増えており、そういった家庭の高校生は洗濯や掃除、食事の準備など、家事全般を日常的に手伝っているという人もいるようです。
一方、あまり高校生の子供に積極的に手伝いをさせていないという家庭も目立ちました。
その理由としては、以下のようなものがありました。
- 中高生になると忙しくて家の手伝いどころじゃないから
- 将来いやでもやらなければいけなくなるのだから、今無理して強制しなくてもいいという考えだから
- 手伝いより勉強を優先して欲しいから
- 手伝いはしないけど、自分のことは自分でやってもらっている
私の家庭は両親が共働きですが、私自身は毎日部活でとても忙しかったので手伝いはほとんどしていませんでした。
一方で、お母さんと役割分担をして週に何回か家族の夕飯を作っているという友達もいました。
高校生が手伝うのは当たり前とは一概に言えなさそうですね。
また、手伝いの仕方にも様々なものがあるようです。
高校生に手伝いをして欲しいと考える母親の意見とは
「高校生なんだから手伝いをするのが当たり前だ」と言われると、なんだか強制されているような感じがしますよね。
では、手伝いをして欲しいという言葉の背景にはどんな思いがあるのでしょうか。
高校生の手伝いに対する母親の意見をまとめてみました。
大人になって困らないように家事を覚えて欲しい
一番多かった意見は、実家を出てから困らないように学んでいって欲しいという声でした。
ものすごく難しいことではないにしろ、経験がないことをいきなり一人でやるのは大変です。
私も大学生になって一人暮らしを始めた時、炊飯器の使い方がわからないという友達がいてびっくりした思い出があります。
それに、回数をこなすほど慣れてきて効率よく終わらせられるようにもなります。
- 母親として自分が教えられるうちにできるようになって欲しい
- できるだけ家事を覚えることで、大人になってから苦労しないようにしてあげたい
親としてのそんな思いもあるということがわかりました。
生きていく姿勢や働く意味を学んで欲しい
- 誰かのために率先して自発的に行動できる人になって欲しい
- 損得勘定ではなく、誰かの喜びを励みに行動できるようになって欲しい
そんな風に、手伝いを通して自分や、自分の周りの人のために行動する経験を積んで欲しいという思いもみられました。
また、働いてお金をもらうことの大変さを知って欲しいという意見もあります。
そのために、家事の手伝いを労働として考え、対価としてお金を渡すという母親もいました。
一方、お金を渡すことに関しては意見が分かれており、「家族の一員としてやるべきことだからお金は渡さない」という考えもあるようです。
親のありがたみを知って欲しい
家事の大変さを知ることで、親のありがたみを感じて欲しいという意見もありました。
これは実家を離れてみて初めて感じるものでもありますよね…。
毎日の家事労働を給料に換算すると相当な額になると良く言われていますが、家庭ではそれだけの働きを無報酬でやっていることになります。
無報酬で働き、その上母親・父親だからやるのが当たり前と思われてしまうと、いくら家族のためであっても辛くなってしまうでしょう。
手伝い以前に、そういった日々してくれている何気ないことに対して、感謝の姿勢を忘れないということも重要だと思います。
親に限らずですが、自分が日々生きていられるのは身の回りのいろんな人の支えがあってこそだということを感じられるのはとても大切なことですね。
大変な時は、家族の一員として手伝ってもらえると助かる
また、単純に全てひとりでやるのは大変だから、手伝ってもらえるととても助かるという意見もありました。
特に、小学生くらいだと心配で余計に気が休まらないけれど、高校生にもなると安心して任せられるという母親も多いようです。
小さい子供と違って自分でしっかりこなしてくれる年齢だからこそ、頼りたい、そういう思いもあるんですね。
親も子供も同じ人間。
忙しかったり疲れていたりして、動けない、誰かに頼りたいという時もありますよね。
親だから、子供だからという肩書きや役割を越えて、同じ家族の一員として助け合える関係性が築けるといいですね。
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高校生の手伝いは何をする?例を紹介
高校生が手伝いをするのは当たり前でないけれど、手伝いを通して学びを得て欲しい、単純にとても助かるという親の意見があることを紹介しました。
最後に、手伝いは実際に何をするのか例をいくつか紹介します!
- 洗面所やお風呂、トイレの掃除
- 洗濯機を回す、洗濯物を干す、取り込む、畳む
- 料理を作る、食べた後の食器洗いやキッチンの掃除など
- 玄関の掃除
- 庭の水やり
- ゴミ捨て
- 新聞や郵便物の回収
- 日用品や食材の買い出し
- 兄弟姉妹の面倒を見る
また、大きなことではなくても自分のことを自分でやるというのも手伝いになります。
例えば自分の弁当箱を洗ったり、制服のシャツのアイロンがけをしたりなど、今自分のことで親がしてくれていることがあれば、それを自分でやるのもいいでしょう。
ちなみに私は高校生の時、唯一部活の練習着だけは自分でアイロンがけをしていました(笑)
また、高校生であれば学校や部活、バイトで忙しくて本当に手伝いをする時間がないという場合もあると思います。
その場合は、してくれていることを当たり前だと思わず、感謝の気持ちを伝えるというのもできることのひとつです。
「ありがとう」の一言があるだけで気持ちが全然違いますよね!
また、家事分担や手伝いについて話し合いをする時は、「〜べき」や「当たり前」という言葉をできるだけ使わないようにするといいでしょう。
こうした言葉で話してしまうと、相手の立場や考えを理解して寄り添うのが難しくなってしまいます。
何をして欲しいと思っているのか、それはどうしてなのかを、親だから、子供だからといった役割に囚われず伝え合うことができるといいですね。
高校生で、手伝いを何をするのがいいか悩んでいるという人はぜひ参考にしてくださいね!
まとめ
- 高校生が手伝いをするのは当たり前ではなく、本人や家庭の状況による
- 手伝いに対しては、将来苦労させたくない、生き方や働き方を学んで欲しいという思いもある
- 高校生くらいの年齢になると、頼りになるから単純に助けて欲しいという意見もある
- 高校生ができる手伝いは色々あるが、自分のことを自分でしたり、してくれていることを当たり前と思わず感謝を伝えることもできることのひとつになる
今回は高校生が手伝いをするのは当たり前なのかということについて、またその背景にある親の思いや実際にできることについてお伝えしました。
生活を共にするチームであり、社会の最小単位でもある家族における悩みはたくさんあると思います。
この記事を参考に、少しでも悩みが解消されることを願っています!
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自分と相手の個性を深く知ることで適切な関わり方がわかり、人間関係のストレスが減っていくでしょう。
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